2019年11月9日ほか ようやく復活!日光周辺で撮り鉄?乗り鉄?二匹を追う無計画な鉄分補給
○撮影&執筆:daikiti
2019年に入り娘、息子の部活応援生活もようやく終わり、 趣味に鉄分補給にと色々再開できる環境になってきました。 4月の人事異動で職場に鉄分多めの人が増えたことも追い風となり 堂々と職場で鉄トークができるようになりまずは3人でGWに 東北本線と東武鉄道で撮り鉄に出かけます。○5月3日 東北本線&東武鉄道
そうしたら、まだ、一眼レフを持っていない後輩が一眼レフが欲しい!! って感化され、N派の自分とC派のもう一人と感化合戦していました。 一旦はC社に流れたのですが、実際に買ったのはN社で二人で突っ込んでいました。
早速、写真を撮りに行きたい! という事になり計画した一回目はまさかの雨で中止。 二回目は台風15号で中止。 三回目は台風19号でまたまた中止にしようと思いましたが、 天気の回復が早かったので、急遽京浜急行を撮影しました。
○10月27日 京浜急行
横浜に集合して三崎口までの往復で駅撮りしながら、 一眼レフの使い方などを色々説明しつつ、三崎港で美味しいマグロを 食しながら1日過ごしました。
○11月9日 東武鉄道〜会津鉄道を撮る
そして、車内での会話でいつ無くなるかわからない 東武6050系と、名鉄SR車に乗りたい、撮りたいっていう話題で盛り上がり、 じゃ、行っちゃう?って事で今回の撮影になりました。さて、問題は 何で行くか? どこに行くか?
会社の鉄分ラインで この時期なら紅葉した早朝は外せなくない? という一言で今回は名古屋ではなく栃木にへ 電車では日の出前に撮影地に行けないので、 行く前日に自動車に決定。 場所は日光駅周辺となりました。
自宅を早朝3時に出発して目指す目的地日光へは夜明け前に無事到着。
まずは状況把握のためウロウロします。あたりはまだ雲に覆われていてかなり薄暗い中一本目の6050系が通過。
そうこうしている間に明るくなり夜明けを迎えました。
ここで問題発生。。。 そう、寒いのです。 まだ、寒さに慣れていない身体に川沿い早朝。。。気温は5 ℃位 まともな防寒対策をしていなかったので体は冷えてきます。折り返しの6050系は朝焼けに照らされて綺麗なオレンジに。
小鳥の囀りに耳を傾けつつ、二本目の6050系とスペーシアを撮影。
陽が昇りだいぶ明るくなって撮影には支障がない明るさになったのですが、気温上がらず二人で相談。これは6050系に乗って暖を取ろう!!
ここで、無計画第一弾発動!まずは駅に向かい、日光鬼怒川フリーきっぷを購入。
区間急行南栗橋行きに乗車。初6050系!
ちょっとくたびれたシートですが、テーブルもついてなかなか快適な旅ができそうです。しかし、車両の両端に配置された両開きの乗降口では浅草口での通勤需要にはやはり辛いというのが理解できます。
つかの間のクロスシートを堪能しつつ下今市に到着。
車内アナウンスでリバティー会津が来る!!
自分:どうする?乗るか?
後輩:乗りましょう!と、迅速な意思決定。
下今市ではSL大樹が準備をしていました。そうか!今日走るのか!走っている所見られたらラッキーだね
SL大樹の準備を見ているとリバティー到着。リバティーの下今市以北は知っている人は多いと思いますが、特急券なしで乗車でき、座席が空いていれば、着席も可という乗り得な列車なんですよね。
ということで、フリー区間の新藤原まで行くことに。設計の古い6050系から最新型の500系に乗り換えると、色々感動を覚えます。
短い時間ですが明るい車内、静かな車両、揺れが少ない乗り心地。 揺れが少ないのは鬼怒川線の制限速度にも影響あるみたいですが、揺れないですね。 各座席に置いてある冊子に目をやると、大樹の時刻が掲載してありました。 この時はあんまり意識していなかったのですが、この時の情報が後で役に立ちました。
新藤原に到着すると、かなりくたびれた6050系が止まっています。 至る所が錆びて古さを感じてしまう。。。 35年くらい昔、一回新藤原駅に来たことがありますが、当時は野岩鉄道もなく、 駅舎ももっと古かったかな?きっと建て替えられたんだろうな。。。
さて、時刻表を見ると案外少ない待ち時間で会津鉄道の気動車が来るようで これは、乗らなきゃ損そん!
後輩くんは初気動車だったらしく、感動しまくり。鬼怒川温泉行きだったのでたった二駅でしたが、気動車特有の低速時の豪快加速!いや〜気動車いいですね〜。 この時、すでに6050系より会津鉄道の気動車の方がウエイトが重くなっていました。
鬼怒川温泉駅ではかなりのお客さんがホームにいて、 紅葉の時期だし観光地だし逆にお客さん いなかったらやばいよねって思いましたが、次に来る日光行き各駅停車が先ほど新藤原に停車していた 2両編成の6050系とわかると、この人数結構厳しいよな。。。 と印象が変わります。 2両編成の6050系に大勢の乗客。 大きな荷物を持った観光客も多かったので なかなか大変な状況。 一応一番前の扉の所にいたのですが通勤ラッシュ二歩手前くらいの混雑。
そんな時、駅名忘れましたが、乗客のどなたかが、 『なにあれ〜』と大きな声で話していて あ!と気づき 後輩に、降りるぞ!と行動がほぼ同時で 駅の先端に走ります。
SL大樹頂きました〜。
撮影終わったら急いで元いた6050系に戻り、下今市に向かいます。 気温もだいぶ上がり、雲もひとつない状態。時刻表を眺めると、11:44に日光発会津若松行き aizuマウントエクスプレスが来るようです。 時はまだ9時台。
自分:乗るか?撮るか? 後輩:乗りたいです!
うむ、とりあえず、日光へ戻るか! 下今市で乗客の半分くらいが降車したので、ずいぶん楽になり再びボックスシートに陣取り6050系の座席を堪能。
撮影地へ戻る途中にJR253系に遭遇、なんとなく撃沈。。。
ここで、、、反省、、、今までグラウンドでカメラを酷使してツケに気づいてしまったのです。イメージセンサ汚れてる。。。。
続いて日光詣塗装スペーシア
日光詣スペーシアと6050系はその後きっちり収めることができました。
その後、6050系、リバティーが続き・・・。
次がいつの間にか今回のメインターゲットになったaizuマウントエクスプレス。 撮影していた場所が登り勾配だったこともあり、しっかり排気ガズも上がった気動車らしい写真が撮れました。
朝起きてから何も食べていなかったので空腹の限界にきていた自分たち。。。どうせなら、駅弁を買ってaizuマウントエクスプレスで食べようとなり駅に着くなり早速購入。 こちらは後輩購入の「いっこく野州どり弁当」。
こちらが私購入の「とちぎ霧降高原牛めし」。
ここで、ジェネーションギャップ案件発生。初代aizuマウントエクスプレスは名鉄8500系の払下げ車両を使っていた事を知らなかった後輩くん。昔、自分と自分の息子、所長とデュークさんと、「あかべぇ」色の485系臨時特急「あいづ」に乗った時の旅行記を話をして、このサイトの宣伝も致しました。
さて、ホームに向かうとドアがまだ締め切り状態で待機しています。どことなく懐かしい、あかべぇ仕様。どうやら、座席が一般塗装車と違うようなので、あかべぇ仕様車の入り口で待機。何人かの観光客が物珍しさに撮影しに来て、そのために、写真に写りこまないように下がったり、元に戻ったり、逆に挙動不審に思われたかな???
早速乗車です。「あかべぇ」仕様は豪華リクライングシート!シートピッチが若干狭目でしたが、特別料金を取らずにこの内装なら文句言いません。興味は会津若松にはどのくらいの時間で到着するのか??? そうすると、意外や意外、15時前には着くみたいで、冗談半分で会津若松まで行っちゃう? なんて話をしましたが、ちょっと待った! 料金はいくらかかるんだ?と、調べたらその日の所持金 以上の金額がかかることがわかり却下。
でも、少しでも長い時間乗りたいね〜ということで、 会津高原尾瀬口まで行くことにしました。 帰りの時間は、まぁ、なんとかなるでしょって感じです。
程なく列車は発車。東武線内は線路が良いようで乗りごこち良好。 お腹も満たし二人とも睡魔に襲われます。 いやいや、これで寝過ごして会津若松まで連れて行かれたら大変なので、 必死に頭をブンブン振りながら起きています。
野岩鉄道に入るとトンネルが多くなりますが、 一つ、また一つとトンネルを抜けると車窓から 見える紅葉がどんどん色濃くなります。 川の水は台風の影響か濁ってしまっていますが 移りゆく車窓にいつの間にか眠気もすっ飛び、 自分の思考が野球少年がメジャーリーガーを 間近で見ているかのように、スゲ〜!スゲ〜!と叫んでいました。 いや〜!自分の乗り鉄人生で1、2を争う絶景。 自分のカメラだとイメージセンサが汚れているのと、 近距離が撮れないので、スマホでバチャバチャ撮影。
また来たいと思うの同時に、真冬に来てみたい!!と思ったのでした。
野岩鉄道も40分弱で会津高原尾瀬口に到着して名残おしいですが下車します。
列車が行ってしまうと、それはそれは静かな駅です。
会津線時代の名残のターンテーブル(撮り忘れました) などを眺めゆっくりしたい所なんですが、 なんと、15分後には戻りのリバティーが来るではないか!!! 案外列車本数い多い?それとも、乗り鉄重視のダイヤを組んでいる? って思えるほど、どの駅も滞在時間が15分程度になって しまうのは単なる偶然なのか? もっと堪能しておきたかったのですが、 帰れなくなるのは困るので、戻ることにします。
リバティーに乗って気づいたのは、窓、小さくね? いや、それとも、会津鉄道の気動車の窓が大きいのか? 斜面の上の方が見えにくい。窓が大きいというのは、景色が良い路線を走るには重要なポイントなんだと初めて実感しました。
リバティーの乗りごごちに酔いしれながら、ふと、現在の時間を確認すると、 これって、鬼怒川温泉発のSL大樹撮影できる予感…しかない。
自分:この列車、SL大樹の前走るぞ!
後輩:撮りましょう!
相変わらず意思決定が早いのは頼もしいです。 またどこかの駅で下車して撮影するべ!ってなり、 今までの記憶をたどり、撮影できそうな駅あったかな??? と記憶をたどっていたら、いつの間にか寝落ちしてしまった。
新藤原で席を立ち、出口付近で撮影に適してそうな場所を見つつ、 駅手前に比較的広い空き地?になっている小佐越駅で下車。 汽笛は聞こえるのですが、なかなかやってきません。 架線柱の間隔が狭いので、ダッシュで広角系に切り替えて待ち構えます。 まだ、来ない。。
来た!かなりゆっくり走行しているおかけでじっくり撮影できました。
これだけゆっくり走行してくれるんだから、もっと別の場所も行きたいなって思ってみたり。
自分:日没も近いし、今日はこの辺で終わりかな?
後輩:そうですね〜、日光に戻りましょう!
自分;でもサァ、次の普通、この駅から乗ると多分混んでいるよね、逆に一旦戻るか!
後輩:そうですね。座って戻りたいですね。
ということで、鬼怒川公園行き普通6050系に乗車。ちょうど、鬼怒川公園駅で、下今市行き普通6050系が停車しておりましたが、 こちらが停車したその時、発車してしまいました! ありゃま、、、まぁ、仕方がない。次の列車の時間見てくるか。。。 !!! おぉ〜っ!!! なんだか今回はもってるなぁ!!!
自分:次、会津鉄道の気動車だよ!
後輩:まじっスカ!乗りましょう!
と、いうわけで、本日3回目の気動車に乗ることができました。
下今市まではゆっくり走行しますが、下今市から日光間は線路もいいので、 力強く勾配を登っていきます。 いや〜気動車最高!!! って、本来の目的6050系に乗ろうという趣旨から逸脱してしまっていますが、 なんでしょう、電化区間を走る気動車のレア感!
ということで、今日の撮影はハッピーな気持ちで終わることが…。
…。
できなかったのですよ!!!
日光から、車が置いてある駐車場まで歩いている途中、、634系が日光にやってきたのです。ぎゃー撮れなかった!!! もう日没近かったので、撮影をあきらめて車についた時に、折り返してくるという なんだか、持っているんだか、持ってないんだかわからない。次回は、東武日光駅の折り返しのパターンを勉強してリベンジしようと 思いながら帰路につきました。