2019年12月30日〜20年1月1日 スカーレットに魅せられて!名鉄乗りまくりの旅

〇撮影&執筆:daikiti

 本当なら最終日曜日あたりに行く計画を考えていたのですが、仕事が立て込んで有休休暇が取れる状況ではなくなってしまい一旦リセットしました。
 だがしかし、12月31日に運が良ければ用事が出来るかも知れないと、とあるグループの年越しライブに応募してみました。まぁ、当選者200名足らずなので、多分当たらないだろうとは思っていましたが…
 数日後、届く1通のメール! だめだろうなぁ〜と諦め半分に開いてみたら! 当選!


 おっとビックリ! ここからが、仕事で忙しい中にさらにどうやって行くか、何で行くか、を考えだす。 常々愛知のスカーレットを乗り倒したい願望があり上手く絡めるが出来ないか画策していますが、一つ制約がうまれてしまう。 お小遣いが足りない… 仕方がないので青春18キップで出掛ける事に決定… そして、なるべく沢山スカーレットに乗る為にネットの乗り換え検索と久々に時刻表を購入して、ロングシートしかないイメージの静岡県を快適に通過し体力を消耗しないように考え、会社の休み時間と自宅で計画をねり上げる。

 だがしかし どうしても時間が足りない。 朝が早過ぎる。
 駅に妻に送ってもらう都合上、出発時間が難しい。 ムーンライトながらは当然満席。だったら前乗りして何処かで一泊するか? 素泊まり一泊一人、しかも駅近。 そんな条件を探したら岐阜に良い所が有り早速予約。 これで半日有効に使える! そこからどうやってスカーレットを効率よく回るかを考える。 使える時間は始発から年越しライブの集合時間前の20時30分くらいまで。 残りは翌日という手もあるが、おそらく体力的にキツイかなぁと。。。 ただ、にわかでいきなり名鉄電車を全線乗りつぶそうと考え達成できるほど甘くはないようでなかなか乗り切れない。。。 現地二日目に当たる予定は未定のまま旅のスタートになった。

  『青春18きっぷ』『名鉄電車2DAYフリーきっぷ』、適宜 『ライナー券、普通列車グリーン券、μチケット』 などを使いました。

〇12月30日 15時

〇相模原 15:08発 横浜線 快速 桜木町行き 横浜 15:52着


横浜線の相模原駅より旅をスタートします。

〇横浜 15:57発 東海道本線 普通 熱海行き


 正直このへんは全くの移動のみだし、多少疲労感もあったので いきなり普通車グリーン車を利用しました。


所長の自宅付近を通過する時、車窓を撮影し所長へ出発の挨拶 。そして熱海に到着。ゾート21が停車していたので携帯でパシャり (なんか、今回は赤に縁があるのかな?) 。

〇熱海 発 東海道本線 普通 浜松行き 沼津 17:45着


 沼津で少々時間調整のため下車します。
 そして、1日目のメインイベントの列車の切符を手に入れるべく、ホームにあるであろう自動券売機探すためウロウロしますが、難なく見つかり無事座席を確保することができました。
 目的の列車が発車するまでまだ40分ほどあるので、一旦駅を出て夜ご飯の調達に出ます。改札を出てコンビニで飲み物、駅に併設してある食品館的な所でお弁当を買いやることもないのでホームへ戻ることに。。。



沼津のホームはとても長いため、JR東海の列車では持て余してしまうため、東京よりは人がいないので、なんとなく駅の風景を撮りたくなってしまう衝動に駆られます。


そうこうしている間に、ホームの乗車口に人が集まり始めてきます。 目的の列車の座席は満席になったようで、需要はしっかりあるようですね。 そして、列車の入線を迎えます。 373系を使用するホームライナー浜松3号に乗車します。




ライナー券は沼津から浜松まで乗っても330円とJR東の普通グリーン券より圧倒的にお得で、シートは同等以上の品質でしょうか。


空き席がほとんどない状態で出発します。 ライナー券は前の座席の背もたれにポケットがあり、そこに入れるようになっています。

〇沼津 18:31発 ホームライナー浜松3号 浜松行き


 乗りごごちを堪能するため、発車してすぐにお弁当を食べ、車窓を眺めます。 とは言ってもあたりは真っ暗なので街の明かりしか見えません。 そんな中でも知っている企業の工場が見えたりすると、『へー、この会社の工場はここなんだー』となったりします。 また、東海道本線はローングレール化してはありますが、溶接跡で若干のジョイント音が聞こえてきます。そのリズムが軽快でありとても眠気を誘ってくるのです。

 途中何度か寝落ちしていたようで、あっという間に浜松に到着する旨の車内アナウンスが入ります。 そして、この列車。。。自分もYouTubeで知ったのですが、このまま普通列車として豊橋まで運転するのです。実にお得な列車です。

〇浜松 20:10着 20:12発 種別変更 普通 豊橋行き 豊橋 20:46着

 豊橋以降で乗車する方からすると、入り口が少なく通路も狭く、座れた人は天国ですが、立っている人は地獄かもしれませんね。そうは言っても、長距離を移動する乗客からすると乗りごごちの良い車両とシートはありがたいもので、その恩恵を最大限に受けることができました。

 そして沼津から2時間10分ほどで豊橋に到着します。名残惜しいですが373系とはお別れです。 ここで、一つ問題なのは、乗り継ぎ列車への時間が3分しかないのです。そして、出口の少ない373系ゆえ、降りるのに1分ほどかかりました。目的のホームへ、みんなダッシュです。

〇豊橋 20:49発 特別快速 大垣行き 岐阜 22:04着




 313系の(確か。。。)8両による速達列車。発車してから車掌さんのアナウンスによると、乗り継ぎ列車の乗り換え乗客が完乗してからの発車により数分遅れての出発とあり、まぁそうだよね〜と思いました。

 愛知地区の313系は競合私鉄を意識するため転換クロスシートになって車窓鉄からすると嬉しいのですが、やはりシートピッチは狭めで足を組んだりすることは自分の体型ではできなかったです。 名古屋を越えてあっという間に本日の最終目的地岐阜駅に到着です。




 岐阜は、2020年大河ドラマ「麒麟が来る」の主人公、明智光秀のゆかりの地として駅には広告や案内やのぼり旗などでアピールしていました。


 そんな中、自分的に一番、おおっ!ときたのは名鉄岐阜市内線を走っていた丸窓電車が駅前に移設されてきて線路も少し復刻したのかな?綺麗に整備された状態で静態保存されていました。ただ、屋根がないので車両が痛まないようにするのは大変だとは思いますが、長く綺麗な状態を保って欲しいものです。




そして名鉄岐阜駅近くの宿泊先にチェックインし明日の身支度を済ませ早めに就寝です。

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