2006年10月8日・9日 木次線90周年記念号&489系ボンネット「雷鳥」
〇撮影&執筆:リン
キハ58系による木次線90周年記念号が運転されるということで、出雲市に前日入りし、朝の列車で木次駅へ移動。
急行ちどりをリバイバルさせたようなもので、かつ当時まだ現役だったキハ58系(キハ58 596+キハ28 2119)をはるばる金沢から連れてきて使用した列車でした。今なら乗車も楽しそうですが、やはり沿線での撮影ですかね。
木次駅のホームに入線。
ヘッドマーク。プリントではなくちゃんとプレートをビス留めする作りなのが嬉しいですね。
車窓から見たおろちループ。縮小してしまっているので分かりづらいですが、橋の上にはおよそ30人程度が並んでいました。これに限らず、割と低速での運転だったこともあり沿線は追っかけ組が相当多かったように聞いています。実際、荒い運転でなくても余裕で追いつけてしまう程度しか速度を出していないので非常に容易な追っかけです。
備後落合で折り返してきて、出雲坂根では備後落合へと向かう奥出雲おろち号と並びました。
反対側はちょうど顔が並ぶ位置。本来はこの線路上は立入禁止ですが、この時だけは特別に入らせてもらえていたように覚えています。左端に写る坂根駅の旧駅舎も懐かしいですね。
奥出雲おろち号が出て行った後、完全順光で撮影できました。
先ほどの写真にしてもそうですが、当時はDiMAGE Z3を扱い始めて1年半。ホワイトバランスオートでやたらと黄色く写る傾向にあったカメラで、そういった設定とかそもそもの構図や水平出しなど、今から見返せば極めて未熟なものだったのが悔やまれます。
出雲三成駅でも対向列車の待ち合わせで長時間の停車がありました。
先頭のキハ28 2119は左右でタイフォンカバーが異なっていました。この他にも一部塗装が剥がれて下の能登路色と思しき黄色が見えていたりとなかなか特徴が多い車両でしたね。
キハ58系には当初から強い思い入れがあったこともあり、非常に充実した旅だったように覚えています。この後にも何度かキハ58系に乗車する機会はありますが、それぞれ思い出深いものです。
で。
この後すんなり自宅のあった西条に帰るのかと思いきや。
翌朝には天王寺できのくにシーサイドを見つつ…。
和歌山に出没し、105系や阪和線の113系を撮影。
この頃はカラーリングが無茶苦茶でした。
大阪駅に入線する「日本海」
京都駅ではこれまた混色の117系を撮影。
そして、突発で代走したボンネット雷鳥を撮影するという、愚挙というか快挙というか…。
鉄道の日記念西日本乗り放題きっぷあればこそのやりたい放題ですが、今じゃとても無理。連休北海道が精一杯。
SL北びわこ号の回送で〆。