2012年8月17日 Pendulum in BigX Network

〇撮影&執筆:リン

 青春18きっぷの消化を兼ねて381系「こうのとり」「きのさき」の撮影に出向くことにしました。ちょうど多客輸送で6連になっていますし、先日の代走の際には無かった「きのさき」運用が増えたのも理由にあります。
 福山4時48分始発の電車に東福山から乗車。この1720M、やたらと利用頻度の高い列車で、
○岡山6時ちょうど発の「のぞみ104号」に接続
○大阪まで鈍行で行く場合の赤穂線回りでの最速乗り継ぎ
○117系で乗り心地が比較的マシ

 という内容。2つめについては、山陽本線経由で行ける最速の場合と同じ新快速になるので単純に所要時間が長いだけなのですが、新快速での着席移動のためにこのルートを使っています。相生で乗り継ぐ時には全て席が埋まっていますが、播州赤穂の時点では若干の空席があります。坂越駅で結構な人数の乗車があるんですよね。
 車内も播州赤穂まではガラガラなので気楽な鈍行の旅を満喫できます。

 そんなわけで今回も岡山で乗り継いで赤穂線へ。途中の備前片上と日生で反対列車の待ち合わせをするために数分間の停車があるのですが、相手の115系D+Dの6両編成のどちらにも湘南色が。

 こっちゃ末期色だってのにこれは幸先が良いですね。

 赤穂から新快速に揺られて2時間ちょっと、「日本海」狙いと思しき砲列を見ながら京都で嵯峨野線へ乗り継ぎ。後続の快速でも福知山へは同じ電車での到達なのですが、園部で福知山行きの電車を待つ間にちょうど381系「きのさき」の入線となるのでこれをきっちり撮影。

 ほぼトップで側面が潰れますが、駅撮りならこんなもんではないでしょうか。



 福知山には12時8分着。30分ほど待つと、福知山駅が非常に賑やかになる間合いがやって来ます。
 1番線:きのさき14号 福知山発京都行(287系4両)
 2番線:こうのとり14号 城崎温泉発新大阪行(183系4両※増結で6両)
 3番線:きのさき3号 京都発城崎温泉行(381系4両※増結で6両)
 4番線:こうのとり7号 新大阪発福知山止(381系4両※増結で6両)
 という4本の特急が勢揃いし、1番線と2番線、3番線と4番線でそれぞれ接続を行います。
 特に2・3番線で183系と381系、3・4番線で381系同士が並ぶということでこの並びを撮影したくてわざわざ福知山まで来たのです。そりゃ「きのさき」を撮りたいだけなら二条とかで待ってりゃいいんですし。

 3番線と4番線は同一ホームなのでなかなか1フレームに収めるのは難しいのですが、そこは10-22mmレンズの出番です。

 増結されない時は間にベンチとかがありそうですが、増結されて先頭部がホーム端に寄ったおかげで上屋の柱なども上手く避けて撮影できました。
 ちなみに現時点で福知山所属の381系が並ぶのはこのシーンのみ。運用が変われば別の場所で交換するようになったりもするのでしょうけど…。  この後は福知山線に向かうのですが、14時3分発まで時間があるので適当に撮影していたところ濃緑色の113系S5編成が登場。

 何というか…改めて見るともうちょっと明るい色にならなかったのかと思いますね。



 福知山線の223系5500番台に乗車し下滝駅で下車。183系と381系「こうのとり」の交換を撮影すべく来たわけですが、その前に287系「こうのとり」があるので駅東方の開けた場所で撮影。

 午後の下り列車を順光で撮影できて駅からも充分に近いので結構有名な場所なんだとか。

肝心の交換はというと、なんとも微妙に狙いづらい駅の構造のためにどうしても柵を避けきれませんでした。…平常時ならホーム上から広角レンズで行けそうな感じはしましたが。


 隣駅の谷川駅から加古川線経由で帰った方が早いということで加古川線初の全線走破というオマケ付きでの帰路となりました。

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