2012年8月24日 岡見貨物へ再び

〇撮影&執筆:リン

 先日の四国遠征の際に突如壊れたレンズ。それなりの修理期間と費用が予想されましたが、1週間で戻ってきた上に修理代も再修理と言うことでタダ。結果的には381系を撮影に出向くなどした時にレンズの選択肢が無かっただけという実害でした。

 そんなわけで24日の休みはレンズが間に合わない前提でゴロゴロしているつもりだったのですが、23日に修理が完了したので急遽出撃決定。行き先は半月前にも訪問した益田。もちろん、岡見貨物狙いです。

 仕事を終え、ガソリンを満タンにして前回とほぼ同じルートで益田の南、本俣賀駅近くの跨線橋へ。またしてもR488の湯来〜吉和の酷道区間を夜中2時に走破するという暴挙です。

 現地に到着したのは午前6時前。まだ10人弱といった感じで悠々と場所を決め待機。その後も続々と人が増え、最終的には25人ほど集まりました。


 この日は756号機と750号機の最若番コンビでした。またしても旋回窓の756号機先頭です!

 ただ、非常に残念なことに列車通過10分前に警察の方が来られ、路上駐車に対して注意が入りました。
 この跨線橋は歩道が無く、車を停められそうな場所も橋を降りた場所にあり少し遠いため、何人かが橋の西側の直線になっているところに路駐をしていました。これが通行の妨げとなり、地元の方からの通報が相次いでしまったようです。
 この道路は農道とは言え、益田市街から津和野方面に抜ける裏道のような機能を果たしており地味に交通量が多いので路駐はもちろん三脚を立てる行為も好ましくありません(三脚に対しても注意が出ています)。
 今回は注意のみで済みましたが、私たち部外者はあくまで撮影させてもらっているということ、地元の方には迷惑を掛けないようにすることは念頭に置いて行動しないと、場合によっては撮影禁止となりかねない事態であり重く受け止めなければなりません。


 さて、次に向かったのは名所・青浦鉄橋。益田駅での撮影を早めに切り上げて向かったのですが、時折日は差すものの抜けるような青空というわけでもない天候のためか思っていたよりも少人数での撮影となりました。





 快晴なら本当に綺麗な写真になるんだろうな…と思いながら1枚。先日は右後方の岩場からこれの回送を狙っていました。

 さて、この後の回送を狙おうかどうか迷ったのですが、一応は当初の予定通りR9を南へ1時間ほど、山口県に入ります。
 青浦の通過時刻が9時1分、ここから南に向かえば「SLやまぐち号」を長門峡の発車シーンあたりなら余裕で狙えます。また、益田行き回送を撮影してからでも徳佐までギリギリ間に合うくらいのダイヤとなっています。
 今回は余裕を持って、長門峡→徳佐の追っかけをせず2時間ほど時間が空くものの徳佐で待つことにしました。

 現地に着くと先客はわずか1名。その後も地福など南寄りの撮影地でやまぐち号を撮影した人がパラパラと増え、通過直前に長門峡からの追っかけ組が押し寄せる…といういつものパターンでした。
 ただ、金曜日と言うことと岡見貨物の運転日でそちらに専念した人もいたのか、普段より少なめでした。

 黄金色に実った稲穂が見事だったので、思いっきりカメラを低く構えて撮影。残念ながらピン甘でしたが、何とか納得の1枚に。それにしても通過時に曇って良かった。

 この後は復路のやまぐち号と岡見貨物の三隅発電所への回送の時刻が15時30分頃と完全に被っているのでどちらかを狙うことになるのですが、津和野の雲量の多さから回送狙いで再び益田へ。
 石見津田〜益田の海岸沿いカーブで真横から回送運転を撮影した後、2時間ほど待って復路の時間に。



前回と全く同じ場所ですが、750号機先頭ということで再度ここを選択。残念ながら日は差しませんでしたが、やっぱりここでの撮影は絵になります。

 これを以て全撮影を終了。あとは帰るだけということで、旅費節減の観点からR191で益田〜広島を走破するルートを選択。三段峡までは途中の峠などアップダウンやカーブが多いですが、全体的に交通量も少なく快走路。三段峡から先も非常に快適なドライブと旧可部線の廃線跡が楽しめるナイスな道でした。これはR488いらねえな…
 などと考えているうちに福山まで、4時間半ノンストップで走破。その分家で撃沈しましたが。

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