2012年11月12日 四国鉄道文化館とアンパンマントロッコ
〇撮影&執筆:リン
四国と言ってもクルマで2時間、対岸の今治・西条に行くだけの非常にライトな遠征。中国山地を越えて松江とかに行く方が距離も時間もかかるぐらいですし。午前中から乗り込んだものの、ネタは夕方なのでとりあえず四国鉄道文化館を初訪問。月曜の昼前とあって来館者は私1人のみ。じっくり見学させていただきました。
両車とも運転台が開放されているのはありがたい限り。DF50形の運転台は板張りなんですね。灰皿が備わっているあたりに時代を感じます。
300円でこの展示内容なら満足ですね。
さて、午後からのネタに備えロケハンを行うものの、JR四国は線路の片方に架線柱、もう片方にも電線が張られている箇所が多く、単線区間でも編成をすっきり見通せる場所が少ないのが難点。
とは言うものの全く無いわけではなく、石鎚山駅のすぐ西側に手頃な場所を見つけることができました。実際はそこそこ知られた場所だったようですが…。
光線もバッチリ。新アンパンマン列車も後追いですが綺麗に撮影できました。
さて、本日のネタはアンパンマントロッコとゆうゆうアンパンマンカーを連結した団体臨時列車の撮影。この臨時列車自体は先月から四国各地で運転されており、秋の風物詩となっているようです。
毎日運転区間や時刻がコロコロ変わっているようで、今日は伊予西条から伊予桜井まで、夕方に往復するダイヤ。そのため、西日の当たる場所を探していました。
ま、結局曇られるんですけどね。
詳細なダイヤは全く把握していなかったので、復路の撮影場所を探しつつうろうろしていると、壬生川駅に停車している列車を目撃。追い抜くつもりはなかったのですが、結局折り返しとなる伊予桜井駅まで先回りして待ち構えることにしました。
折り返しにはそれなりに時間があり、ドアも開放されていたものの外に出て記念撮影をする客はゼロ。まあ、日が落ちた11月で強風注意報が出る程度の風が吹き荒れていては外に出るだけでも堪えますし、ゆうゆうアンパンマンカーの車内で遊ぶ子どものお守りに夢中ということもあったようです。そして3号車ではお疲れ気味の親御さん…。
それにしても、アンパンマントロッコの伴車は緑帯のキハ185-26とばかり思っていましたが、通常色のキハ185-17でしたね。
ちなみに、今回のダイヤですが、伊予西条を15時52分に発車する4555Mの続行で伊予小松まで、そこで546Mと24Mを待避した後、壬生川で15Mに追い越され、伊予三芳で548Mと交換し、伊予桜井には16時56分着、折り返し17時15分発というものでした。
某雑誌に載っていた時刻が大雑把なものというのは把握していましたが…伊予西条の時点でもの凄いズレ。おかげで随分とチャンスロスしていたようです。その気になれば伊予西条〜伊予小松、伊予小松〜壬生川、壬生川〜伊予三芳、伊予三芳〜伊予桜井と4回も狙えたわけですし。ま、慣れない土地で無理はするものではありません。