2013年1月7日 都内などで東海道線を撮影する
〇撮影&執筆:リン
今回の目的地は東京でした。「ムーンライトながら」の今シーズン最終便を使用しての上京でした。事の発端は5日。店に出勤すると6日に18時で退社するようにシフトが割り当てられており、それなら7日の休みを繋げてどこか行けないかと思い立ったのが始まりでした。
同日夜に駅に出向き、ひとまず「ムーンライトながら」の指定席の空席照会を行います。月曜早朝に首都圏に着く列車、どうせ満席だろうと思っていたのですが、まさかの空席1。迷わずお買い上げでした。
そして6日。きっちり定時で店を後にし、新幹線で京都へ。乗り継ぎを調べたところ、新大阪まで出れば大丈夫そうだったのですが、余裕を持って京都まで新幹線を使用しました。
ここから在来線へ乗り継ぎ、米原を経由して大垣で下車。そして「ムーンライトながら」に揺られること6時間強、定刻に東京に到着しました。
通常の仕事終わりでは間に合わず、かと言って連休に使用することはほとんど無い「ムーンライトながら」。乗車はこれが最後になるかも知れません。
銭湯でひとっ風呂浴びたあと、田町駅に向かい「サンライズ瀬戸・出雲」の回送と、今春のダイヤ改正で運用変更が決まっている185系使用の521Mを狙います。
前回狙った時には京浜東北線に被られた「サンライズ瀬戸・出雲」は無事に撮影成功。ただ、冬場のこの時間帯はまだまだ暗いですね。
521Mは愛称幕が残念なことに。これはもったいないですね。
この後は9時半頃に新幹線ホームでの用があるので東京駅に戻り適当に時間を潰していたところ、9時ちょうど発車の「踊り子105号」がA8編成+C1編成の斜めストライプ15連で入線。これは撮るしかないということで、急いで田町へ再度向かいます。
平日朝ということもあってか、私一人での撮影となりました。
背後から東海道線下り電車が迫っていたので、元々の構図から望遠側に移してかろうじて被りを回避しました。お陰で後ろのC1編成が目立ちませんが、私の持っているレンズではこれが精一杯です。
予定外の移動はあったものの、当初の狙いだった新幹線には影響はありません。
それがこの200系とE5系の並び。ほんの4分だけ、21番線と22番線で両列車が並んでくれます。これもおそらくダイヤ改正を待たずして見られなくなるであろう光景ということで、今回の上京に際してまず狙おうと決めたネタでした。 流石にK47編成ではありませんでしたが、狙い通りです。
並びを撮影し終えて即移動。次は鶯谷駅へ向かい、「北斗星」の撮影。普通なら到底間に合いませんが、冬期のみ落雪防止のために大宮以南でダイヤの繰り下げが行われており、鶯谷で迎え撃つことが出来ます。
牽引は503号機。正面にはほとんど雪が付いていませんでしたが、足回りには結構な量の雪が付いていました。
ここで予定していた撮影は終了し、いよいよノープランタイム。手始めに貨物の運用を確認したところ、総武線の1091レにEF65 2089充当とのことでこれの撮影に向かうことにしました。
同機は2127号機と同じく広島車両所更新色の明るい青の塗装で、かつ側面に広告表示用の蛍光灯カバーが装備されている特徴ある車両。にもかかわらず、今まで何度も首都圏に足を運んでも全く縁の無かった存在でした。
単73レで通過していったEF64 1048の10分後、定刻に1091レで通過。
望遠側の撮影はAFが残念なことになったので引いて撮った方で。ヘッドライトが点いていませんでした。
この撮影でようやくEF65形の貨物機のネタガマは粗方撮影しました。旅客機は1118号機がまだですね。アレは多少狙えば何とかなりそうですが。
さて、今朝見送った「踊り子105号」のストライプ15連ですが、運用を調べたところ折り返し「踊り子106号」で撮影可能だったので、総武線快速で横浜まで向かいます。ただ、時間が1時間以上余るので新子安に向かい「スーパービュー踊り子」など数本を撮影。
ついでに東神奈川で横浜線205系も撮影。2014年度の置き換えが発表されているので撮れる時に撮っておかないといけませんね。
そして横浜駅で「踊り子106号」を撮影。こちらも背後に平塚行きの普通電車が迫っており、被られる寸前でした。
正直、こんな運用に出会えるならムービーも持参しておけば良かったような気がしますが、ムービーやら三脚やらを持ち歩くのは非常に労力が要ります。今回はカメラとPCと貨物時刻表という最低限の荷物に抑えたので身軽に行動できましたし、またいずれ撮影できる機会が来るのかもしれません。
これにて撮影は終了。結果から言えばこのまま新横浜でのぞみに乗り継いだ方が時間も料金も安く済むのですが、朝「踊り子105号」を見る前に東京からの乗車券を購入してしまっていました。わざわざ変更をかけるのも面倒だし、東京まで引き返しても間に合うし、ということで後続の普通電車で東京に戻り、「のぞみ233号」に乗り込んで今に至ります。
三河安城を通過し、あと10分ほどで名古屋。ここからが長いですが、全ては予算のため。
社会人にもなってまさかこんな学生時代のような低予算を念頭に置いた旅程で動くとは…。実際はこの「のぞみ233号」で指定席を確保するなど微妙に低予算を徹底し切れていないんですがね。