2013年3月9日 183系惜別撮影とKTR001形を堪能する

〇撮影&執筆:リン

 3月4日、所長ら一行と計画しつつも人身事故の影響で撮影できなかった福知山駅での183系3並び。直後は仕方ないかの一言だったのですが、なぜか時を経るごとに狙えるのであればきっちり狙っておきたいという思いが増していき、結局次の休みに再び出向くことになりました。

 岡山から相生まで新幹線でショートカットし、一路福知山へ。
 今回選んだ乗車経路は加古川線。西脇市〜谷川は土曜日は8往復しかない閑散路線なのですが、ちょうど西脇市で接続できる電車に加古川で乗車できることが判明し、このルートになりました。これが使えれば尼崎経由よりも断然早く福知山に到着できます。

 そんなわけで福知山には9時40分着。まずは後を追ってきた「こうのとり1号」をド逆光で撮影。


 そこから1時間待機。まずは39分着「こうのとり12号」を狙います。バリ順でガッチリいただきました。


 続いて40分着の「はしだて1号」も入線。


 ここで一旦南側に移動し、「こうのとり3号」の入線と3並びを撮影。


 なかなか人が多く頭が見通せる間合いが出来ずに苦労しました。

 本来なら1分の接続で「はしだて1号」が発車するのですが、土曜の朝ということで乗降客が多く発車が遅れていたため、その間に北側に戻って再度撮影。


 こちら側は先頭位置から距離を取れるため超広角レンズが要らず、ずっと人が多い状態でした。

 あっという間の3並びでしたが、なんとか撮影できました。ここから豊岡行きの普通電車で移動します。


 途中の養父駅で「こうのとり14号」と交換。右手前に看板が立っており見通しは最悪でしたが屈んで撮影することで何とか避けられました。


 そして終点の豊岡では「きのさき4号」でも183系を撮影。つい失念しており、入線を撮り損ねましたが何とかなりました。


 留置線に目をやれば「山陰海岸ジオライナー」ラッピング車。まあ、土曜日ですし当然いますわな。


 豊岡から1時間の接続で乗車するのは「たんごリレー86号」。来週末で定期運用を離脱するKTR001形による特急列車です。KTRそのものが初乗車…のはずです。撮影は1回行っていますが。
 あ、最初に言っておきますが行先表示は撮影し忘れました。


 これに乗って天橋立を経由し西舞鶴まで乗り通します。車窓は特に面白いところもなく、昼飯を済ませたところで眠くなったので天橋立の手前までほとんど寝てました。


天橋立駅では「はしだて6号」に接続。今回使った「ローカルフリー1回だけ特急」というフリーきっぷでは「たんごリレー86号」から「はしだて6号」に乗り継いで乗車できるのですが、KTR001形の、というかKTRの見所はこの後の由良川橋梁などなのでそのまま乗車していきます。

 天橋立駅からは「タンゴ浪漫2号」として普通列車になるため、最後尾の2号車も自由席に。ただ、サボなどは指定席のままだったためか乗客も少なかったので席を移動。


 車窓からの景色は快晴の天気もあり…と言いたいのですが、黄砂の影響で何か霞んでおりました。無念。


 終点の西舞鶴では留置されていたKTR8000形と並んでくれました。もっとも、途中の四所駅ではKTR001形同士で並んでるのですが。

 あとは帰るだけ、ということで福知山から丹波路快速に乗り込み尼崎から新快速に乗り継ぎ福山には23時過ぎに到着。福知山からは6時間かかる計算ですが、新幹線に甘えれば旅費が高騰してしまうので学生時代を思いつつノンビリ帰ります。

 ちなみに福知山線を中心に沿線には多数のカメラマンの姿を見ることが出来ました。最後の土曜にこの快晴では当然でしょう。
 私は、この撮影をもって183系の定期運用を撮影するのは最後になります。
 これまで何度も出かけてきた大阪や福知山エリアでたくさん撮影してきました。切妻先頭のクモハ183形200番台が先頭に立つ「まいづる」も撮影できましたし、思い残すことはありません。

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