2013年4月11日 香川でフリーゲージトレイン&トワイライトエクスプレス
〇撮影&執筆:リン
去年は元日から「やくおうじ」の撮影に出向いたのに始まり年末の出張まで、8回ほど四国入りをしていました。が、用も無いのにわざわざ高い料金を払って瀬戸大橋やしまなみ海道を渡ることもないのも当然のことなので、今日までご無沙汰でした。
今回は「瀬戸大橋開業25周年記念号」の撮影がメイン。トワイライトエクスプレスの久々の四国入りにして特製HM掲出とあっては行かねばなりません。
瀬戸大橋の料金に通勤割引を適用させるために時間を調整しつつ、讃岐塩屋駅には6時30分前に到着。既に先客2名。最終的には沿線に1列になるような形で20人ぐらい集まったでしょうか?まあ、宇多津〜多度津で駅撮り以外にマトモに撮影できる場所ってほとんどありませんからね…。
多度津方面行き1発目の列車がいきなり113系「アラーキー列車」だったので、琴平からの折り返し運用を撮影。見事な朝日に照らされバッチリ!
テーマは「エロス(生)とタナトス(死)の共存」だそうですが…。所長曰く「加古川線の再来」とのことですが、それ以上でしょう。子どもが見たら泣きますよ、これ。
113系は運用が固定されており、朝ラッシュは3編成全てが運用入りしているので多度津とか坂出にいればほぼ確実に撮影できそうです。
「いしづち4号」。前夜の「ミッドナイトEXP高松」の折り返しとしてN2000系3両+2000系2両で運転されていますが、2000系1両をN2000系が代走している上に先頭はN2000系量産先行車の2424。これは良い記録になりました。
記念列車の時間が近づくまでは列車に合わせて駅の東西を往復しつつその都度列車を撮影して時間を潰していました。
3075レはダイヤ改正以降もEF65形の牽引で残りましたが、今日は国鉄色の2121号機でした。ド逆光ではありましたがこちらも嬉しい収穫。
さて、今日はフリーゲージトレインも多度津〜坂出で試運転を実施。朝に順光で撮影できるうちに狙った以外は横を素通りさせること数度。そりゃ去年に撮影済みですし躍起になることもありませんが…。
「南風6号」。土佐くろしお鉄道所有の2000系で運転されています。JR四国所有車もそうですが、「南風」固定運用のためにヘッドマークを潰したのが特徴的です。アンパンマンがいるので全く気にはなりませんね。
普通電車1本を挟んで続行の「しおかぜ10号・いしづち10号」。こちらは車体のラッピングのデザインも全く異なっています。できれば側面から写したいところ。
上りで撮影すべき列車が大体終了したので、記念列車のための準備を進めたのですが、ここで急に風雨が強まり台風のような状態に。カメラを撤収させるわけにもいかず、三脚に固定したカメラをビニール傘で守りつつ何とか耐え抜きました。
通り雨だったようですが、一時はどうなるかと思いました。
記念列車は海上の強風の影響もなく定刻にやって来ました。
ヘッドマークの位置が通常より随分と上にあるのが残念でなりません。ボルトで固定する上のヘッドマークステイに差し込んだためにこの位置になってしまったようですが、何か特別な理由でもあったんでしょうか?
多度津では1時間の停車と機回しなどもあったようですが、これらを全部無視して次の撮影地点へ。目星を付けておいたのは端岡〜鬼無の高松市西部運動センター脇にある踏切。緩くS字を描く場所です。
途中にコンビニで昼飯を調達するなどゆっくり移動したものの、先客ゼロ。私の後に1人来られただけで、のんびり撮影できました。
「マリンライナー」で練習をし、記念列車も無事に撮影できました。
実は今回の撮影にあたりダイヤグラムを作成していたのですが、この端岡〜鬼無ではこの記念列車は快速2本とすれ違うようになっており、ひょっとしたらここで被られるのでは?という懸念がありました。
しかし実際は被るどころか「マリンライナー」が来る気配すら無し。実はこの時八十場〜坂出で架線に強風で飛ばされた異物が付着しており、下り(岡山・松山方面)が運転見合わせとなっていたようです。
利用者にとっては迷惑な話ですが、こればかりは運が良かったと思ってしまいました。
これで今日の予定は終了。ことでんを撮影しに向かったものの天候や場所の問題から志度線で1本撮っただけで引き返し、八十場駅西方の撮影地点を今後のためにロケハン。
ちょうど6000系が続行運転する間合いでした。2編成しかいない割に四国に行くと大体出会えます。
帰りはフェリーでもと考えていましたが、坂出まで来てしまったので再び瀬戸大橋を渡り帰宅しました。
近所のGSで給油したのですが、815kmの走行で38.5リットルの給油。津山に行くなど街道筋を走るドライブ内容が多かったせいか、21km/lを叩き出しました。円安のせいでガソリン代も安くないですし、エコドライブは大事ですね。