2013年7月5日 広島電鉄「七夕電車」2013年の運行

〇撮影&執筆:リン


 毎年、6月下旬から7月上旬にかけて広島電鉄で運転されている七夕電車。従来は7月7日との語呂合わせで700形にヘッドマークが取り付けられていました。
 上写真は7年前のものですが、大体毎年こんな感じです。

 今年は最新鋭の1000形が2編成あることと、1001にPICCOLO(ピッコロ=男の子の名前)、1002にPICCOLA(ピッコラ=女の子の名前)という愛称が付けられていることからそれぞれ1001を「ひこぼし号」、1002を「おりひめ号」として運転されました。加えて、ヘッドマークの掲出のみに留まっていた車体外側の装飾も今年はラッピングにパワーアップしています。

 そして今日、7月5日には地元の幼稚園との企画で、両編成を原爆ドーム前電停で顔合わせさせ、天の川に見立てた元安川で両列車に乗車してきた幼稚園児が短冊を流すというイベントが催されました。
 雨天なら電停での離合のみとなるところでしたが、雲が多いながらも晴れとなり、賑やかに短冊を流していました。


 今日の運用としては、一旦両車とも江波車庫に向かい、1001が千田車庫へと回送され、1001が千田→江波、1002が江波→千田という経路で運転されていました。
 まず1001は鷹野橋の歩道橋で無難に撮影。一旦江波車庫に様子を見に行ったところ、ちょうど出庫するところだったので、先回りして撮影しました。


 1002は十日市町電停付近で確保。1002はメインの運転の前に江波〜横川を1往復したようです。鷹野橋での撮影後、車を停めるために向かったところ偶然遭遇しました。


 そして13時25分、予定通り原爆ドーム前電停で顔合わせ。実際には1002が早く到着してしまっていたため、相生橋で2分ほど待ち合わせをしていました。当然、後続の電車が団子状態になっていたのは言うまでもありません。

 1000形の並びの撮影自体が初めてですが、こうして見ると確かに色が違いますね。


 両列車から園児が下車し、元安川で短冊流し。いろいろあるので引きの写真のみで…。


 短冊を流し終わったあと、再び1000形が戻ってきて園児を乗せていきました。先ほどの写真ではちゃんと先頭を揃えて停車させていましたが、通常の停車位置だとこれぐらいずれて停車します。

 7月7日までの運行ということで、最初で最後の撮影となりましたがキッチリ記録はできました。


 おまけその1。鷹野橋でひこぼし号を待っていたところ、先にカープラッピングの5100形が来ました。
 今日はマツダスタジアムで阪神戦。どうも野村監督の采配が噛み合わないのか、今日も負けそう…(ブログ執筆時5回裏で2点ビハインド)。


 おまけその2。570形はお馴染みの国政選挙告知看板を引っ提げて運行中。…なんで毎回570形なんでしょうね?

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