2014年6月26日 大阪周辺でネタを細かく拾う

〇撮影&執筆:リン

 それ単発でも出撃したくなるようなネタに巡り会わない現状では、ある程度ネタが溜まった時点で動かないと割に合わなさすぎるのでこうなります。とはいえ、夏至付近で関西圏の早朝貨物を撮影しようと思っていたのもあったので今回の出撃は行くべくして行ったという感じでもあります。



 ただ、新大阪でのスーパーレールカーゴは2年前に北海道から2回目の期間を果たした折に撮影済みなのでわざわざ今回も撮影する必要はなかったのではないかなと思います。
 とは言え、実は前回の撮影時はまだヘッドマークだったので、ステッカーに変更されてからは初めての撮影です。

 続けて岸辺へ移動。


 福山レールエクスプレスこと53レの入線は遠くなので撮影できませんが、荷役線に編成を押し込むのは入換担当のEF65形の仕事のようです。
 上方に写る自由通路からよく見える位置なので、今度はここからの撮影か沿線での撮影をしてみたいですね。


 あとは次々にやってくる貨物列車を撮影しつつ時間潰し。その合間に、大阪タから重連単機回送でEF510-14+EF65 2083が来ました。なかなか新鮮な組み合わせです。


 荷役を行うために内側の線路を通過していく列車と、通過のみで一番外側の通過線を高速で駆け抜ける列車とがあり、写真の67レは後者でした。東福山までの列車ですが、時々ゼロロクが充当されるのでいろいろとありがたい列車です。


 そして本日のお目当て、単1482レ。一時期廃れていた3重単が復活したもので、交直流機は入りませんがそれでも轟音を立てて機関区に引き揚げていく様は見応えがあります。
 なお、本来は岡山区EF210+吹田区EF200+吹田区EF210という組み合わせなのですが、ご覧の通り先頭がEF200-13ということで、代走だったようです。おかげでEF200形が2両連なる光景となりましたが、同様に代走があることを考慮すればEF66形など様々な組み合わせが期待できそうです。

 このあたりから朝ラッシュと言うことで貨物の本数が減るので、一気に天王寺へ移動。


 意外と誰からも見向きされない、阪和線に戻った205系0番台。1000番台との性能差を区別するために223系6000番台よろしく前面と乗務員扉にオレンジ色の線が加えられています。
 運用自体は103系6連との共通運用とのことで、朝8時台に阪和線で粘ってればほぼ確実に撮影できます。今回は横着して天王寺駅で済ませましたが…。

 次の目標は大阪環状線のラッピング列車「OSAKA POWER LOOP TRAIN」。ちょうど環状線ホームに降りた際に内回りで京橋方面に出発していったので、大正駅で待ち構えます。


 …が、到着するであろう時刻になっても現れず。
 気になって天王寺で目撃した時刻の便を確認すると、ゆめ咲線直通。そりゃ来ないわ、ということで安治川口へ向かうことにします。


 ちなみに、列車を待っている間に大正駅前の道を眺めているとこんなバスが通過していきました。調べてみると大阪市の市営交通110周年を記念した「ゼブラバス」復刻塗装とのこと。大阪市営バスの各営業所に1台ずついるそうで、地下鉄同様に意外と出会いにくいのかも知れません。


 で、安治川口に向かったのですが…


 やっぱりいません。時刻表から推測するに数往復して外回りに戻っていったようです。

 結局…


 環状線外回りを1周したであろうタイミングで天王寺で無事に撮影できました。
 なかなか派手なラッピングで、1両ずつじっくり撮影してみたいもんですが、環状線内で1両ずつ狙うというのはなかなか難しい気が…。

 さて、予定より手間取ってしまいましたが「POWER LOOP TRAIN」も無事に確保できたので、新今宮から南海電鉄に転戦。


 まあ、何を狙ってるかは既にお分かりと思いますが…。
 ちょうど今日は2時間おきに何度も往復する撮影しやすい運用に入る日だったので多少予定がずれても問題ありませんでした。


 今宮戎で待機してましたが、なんばに向かう便は半分ほど被られました。


 その分、折返しはキッチリ撮影させていただきました。
 それにしても…赤い。元々が青いだけに余計に際立ちます。
 残念ながら私はUCを始めガンダムは詳しくありませんので、ただの「赤いラピート」という認識でしかないので今日まで撮影を先延ばしにしてしまいました。

 さて、正午に今宮戎でネオジオンラピートを撮影した後は再びJRで移動し新大阪へ。


 特に狙っていたわけではなかったのですが、立ち食い蕎麦でお昼を済ませたところちょうど良い時間帯となったので、トワイライトエクスプレスを撮影。廃止までにもう一度乗りたいですが、難しいでしょう…。

 この後は貨物の撮影タイム。と言うことで、島本へ移動。


 ところが到着間もなく突然のにわか雨。南東の空が暗いのはずっと気になっていましたが、そちらで発生した雨雲が流れ込んできたようで、あっという間に大雨になってしまいました。


 この場所での本命・5087レもご覧の有様。国鉄色などのネタガマでなかったのがせめてもの救いでしょうか。

 この後さらに北上し桂川へ移動。日本海縦貫線の下り貨物を狙います。


 相変わらず雨は強く降るままだったのですが、途中でDD51 1109が単機で向日町を発車していきました。後で調べたところ、草津へチキを迎えに行ったらしく、待っていれば撮影も出来たようなのですが仕方ありません。


 まずは目前の向日町で3095レを追い抜いたEF510-21。この頃は雨脚が弱まらず、ホーム端まで出られず中途半端な撮影になってしまいました。


 続いて3095レ。この列車メインなら向日町での停車中を利用して2回撮影できるのでなかなか撮影しやすいです。が…


 き、汚い!
 EF81形やEF510形は赤系統の塗装なので架線から飛び散った錆が比較的目立たなかったのですが、青い塗装の側面に思いきり流れた跡が残るのは厳しいですねえ…。綺麗な時に撮影しておきたいものです。


 この後、さらに山科へ移動し梅小路で荷扱いを済ませた4071レを再度撮影。


 東海道本線を下ってくる4071レも500番台が運用入りしていたと言うことで、時刻の重なる3095レを捨ててこちらを選択。先ほどの503号機ほど酷くはないですが、それでも運転室上の汚れは気になります。寝台特急を牽かなくなると汚れてもお構いなし、という感じがしますね…。


 本来なら山科での撮影はこれで終了だったのですが、117系国鉄色編成が京都に向かっていたので折り返しを撮影しておきました。113系共々、225系が増えるに従って少しずつ数を減らしそうですが、117系は団体用としての運用もあるのでもうちょっとだけ頑張ってくれるかも知れません。


 最後に、新快速で姫路に向かう途中で存在を思い出した75レを姫路で撮影。18時40分頃ですが、ちょっと感度を上げるだけで撮影できるのはこの時期ならでは。スノープラウつきは格好いいですね。

 これで全ての撮影が終了。普通電車を乗り継いでも21時30分頃には福山に帰着できる時間だったのですが、体力面などを考慮し新幹線で岡山までワープし帰宅。ちょっと前なら安く上げるということで前者のルートしか考えられなかったのですが、私も変わりましたね…。

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