2014年9月6日 伊予灘ものがたりを撮る
〇撮影&執筆:リン
いろいろあって四国へと向かったわけですが、本来の予定なら長駆房総半島まで出向いているはずでした。まあ、ネタの分散と旅費の抑制を考えれば近場を押さえるのも悪くありません。特に旅費はしまなみ海道往復で約5000円、ガソリン代は15リットル消費として約2500円ですからだいぶ抑えられたように思います。
まずは朝8時過ぎの伊予北条へ。ここで8600系と2000系の「いしづち」同士の並びを撮影。土日の8600系は2両編成なのを失念しておりました。
8600系の増備が進めばこの宇和島から直通してくる「いしづち・しおかぜ」も松山で系統分離となるわけで、そう長く続く光景ではなさそうです。
この撮影の後、伊予灘ものがたりの撮影に向かうわけですが、松山市内の渋滞に捕まってしまい、北環状線経由を選択したものの10分程度しか余裕がなく、今ひとつ場所を決めきれず…。
串〜喜多灘の俯瞰ポイントを選択したものの、竹が伸びて2両入らない上に通過時に曇られるという散々な結果に。
なお、ここから伊予長浜までは割とゆっくり走行するようで、特にそのつもりがなくても容易に追い抜いてしまいました。
ということで、伊予白滝駅入線を撮影。遠くから音楽が聞こえてくるので接近がはっきり認識できます。
この音楽、運転席直下のスカート奥に設置されたスピーカーから大音量で流されており、駅の発着時に流しています。この列車専用のテーマソングの様な感じでした。
1往復目往路の撮影は伊予白滝で終了し、復路はまず五郎〜春賀の県道沿いの場所で撮影。意外にも列車正面からの駅間撮影でマトモに狙ったのはこれぐらいです。
この1往復目復路が一番時間に余裕があり、途中の停車駅の時間がどれも長めに用意されているので往路以上に簡単に先回りできます。
だからって駅撮りする必要はないように思いますが…まずは車両の記録からと言うことで伊予長浜で撮影。
下灘駅で入線の様子を動画に収めた後、国道沿いの道の駅に車を停め裏手の伊予上灘駅へ。対面式ホームなので反対側ホームからゆっくり撮れる…と思いましたが、オフセットする形でのホーム配置のため、反対側からの撮影は出来ませんでした。
キハ54形と交換。
この後、松山まで往復するのも面倒なので先ほど車を停めた道の駅でそのまま昼食。じゃこ天うどんと「夕日丼」なる鯛の刺身を盛った丼のセットを1000円でいただきました。暑い日に食べるうどんもまた…熱い。
外の屋台で作ってたたこ焼きならぬ焼きタコ(ぶつ切りにしたタコを炭火で焼いてタレに漬け込んだもの)も美味しそうだったけどお腹いっぱい。次来たら食べてみたいです。
さて、2往復目往路1発目は最初に撮った串〜喜多灘の鉄橋をもうちょっと麓の別アングルから。…こっちの方がしっくり来ます。光線も午前ならもっとマシでしたし、背後の海が晴れ渡っていればこちらを選択した方がなお良いでしょう。
この後は停車時間がありそうでなさそうなので、一気に大洲の街を越えて伊予平野へ。ここで宇和海18号との交換があり10分の停車。この駅、数年前に撮影のために訪れたことがあったので図らずも久々の再訪となりました。
さて、宇和海18号は事前に確認した情報だとTSE編成。これは狙わないわけには!と思っての選択でしたが…
まさかの差し替え。というか検査入場ですかね?後ろ2両はTSEでした。
この頃から急に暗くなり、雷鳴も聞こえてきたので復路を待たずに撤収。案の定、内子あたりまで戻ったところで降り出しました。どうにもタコが食べたくなったので、途中しまなみ海道瀬戸田PAに立ち寄り、タコ天丼を夕食にしました。なお私はタコスは特別好物ではありません。あと、東場でもバカヅキはしません。
この遠征でFITの走行距離が19000kmを突破。10ヶ月ちょっとでの到達なので、やはり年間20000kmペース。酷使…ですよね。