2015年1月3日 初陣は久々の津和野
〇撮影&執筆:リン
3日が休みとなった今年の正月。例年であれば「やくおうじ」の撮影と行くところなのですが、それは数年前にやったということで今年は「SL津和野稲成」の撮影に出向くことにしました。本来なら山口線はクルマで行く距離なのですが、青春18きっぷの消化と寒波の影響で路面凍結の恐れがあったのでJR移動となりました。
福山の始発便は岩国まで行くのですが、新幹線でワープするために広島で下車。
時間つぶしを兼ねていろいろと撮影していましたが、芸備線の列車が見事に黄色と朱色が交互に連結されている編成でした。
広島→徳山を新幹線で移動し、新山口へ到着。
ほぼ同時に到着した宇部線の電車は黄色いクモハ123-4でした。
構内ではDD51 1043が入換中。構内配線のおかげで折り返す車両が3番線まで入ってくるのがありがたいですね。
このあと、C57の入換もあったのですが、ちょうど改札を抜けて昼飯を調達しており撮影できず。
「SL津和野稲成」の前を走る普通列車で移動し、山口へ。駅から歩いて上山口駅近くの踏切に向かいます。
…本来だと徳佐まで行くつもりだったのですが。いろいろあってここでの撮影となりました。が、機材はフル装備で持参したのでスタンバイ。
7Dには300mmを付けて縦アンで。ドレンや煙で背景が隠せる、SL撮影の際の基本的な構図ですな。
7D2には70-200mmを付けてやや引いたアングルで。ここら辺まで加速するともうドレンの水煙は期待できず、どうにも迫力が欠ける雰囲気です。
山口駅に戻り、1時間待機して「スーパーおき4号」で移動…しようとしたのですが、新幹線からの接続待ちで20分遅れでした。
津和野に到着し、1番線に留置されている客車を撮影。
駅北方の転車台脇でエンジンを止めて休むDD51 1043。
C571は水などを補給し終えたところのようでした。
ヘッドマークのアップ。 例年だとこの列車はC56形単機かDD51形との重連牽引が続いており、C57形での牽引は実は14年ぶりだったそうな。
…それで人が多かったんでしょうか。
さて、C57形とDD51形の入換を撮影するため駅南方まで歩いて移動。
来るまでの間に構内に留置されていたキハ40 2001を撮影。
ぼちぼち時間となったのでスタンバイ。7Dに70-200mm、7D2に24-105mmをそれぞれ装着し、両肩に提げて待ちます。
レンズの付け替えの手間を省略するためとは言え、よもやこんな使い方をするとは…。
まずは7D側で望遠で撮影。
続いて7D2で引きつけて撮影。
この日は津和野らしからぬ安定した晴天に恵まれ、バリ順での撮影となりました。ただ、沿線で撮影する皆さんは既に各所にスタンバイしていることもあり、意外と人は少なめ。
本線に合流する前に一旦止まったので、先回りして更に撮影。
1番線へと転線するためバックし始めたところを24-105mmに付け替えた7Dで。
70-200mmに付け替えた7D2で1番線に入っていくところを正面から。
客車と連結して再び本線へ。電柱さえ無ければ非常に良い構図。ド派手にドレンから水煙が上がり、DD51形がほぼ完全に隠れました。
本線に合流したところで再度ドレン開放。やっぱり発車直後は絵になります。
この後、2番線に据え付けられたのを見届けて駅へ。このまま、「SL津和野稲成」で新山口まで帰ります。当然、相席ですが…。
お馴染みの本門前踏切。うーん流石に多い!まあこの晴れ模様なら仕方ありません。
というか私も沿線で撮影したかったです。結論から言うと西条付近で路面凍結があったようでクルマを出さなかったのは正解でしたが、SL牽引とは言え乗車してしまうと殆ど関係ありませんし…。
篠目で車外に出て給水塔を絡めて撮影し…
数分遅れで新山口に到着。初めてのレトロ客車への乗車だったので、私の乗っていた1号車の座席だけ手短に撮影。
あとは乗車する電車までの時間を利用して入換風景を撮影。
今年はもうちょっと密に山口線に通って、徳佐以外のいろんな場所で撮影していきたいですね。毎回徳佐と白井でしか撮影してませんし…。あとは5時間かけて岩国・広島で乗り換えて福山には23時過ぎに到着しました。
今回持参した装備はカメラ本体2台にレンズ4本、さらに三脚。三脚だけでも2.5kg、カメラリュックは8.5kgの重量となり合計11kgでした。もしPCを持って行ってたらさらに1.4kg増しです。