2015年2月17日 一畑電車の新車1000系を撮影する
〇撮影&執筆:リン
今月8日から運転を開始した一畑電車1000系。.なるべく早めに撮影しようと思っていましたが、流石にこの時期の峠をノーマルタイヤで越えるのは自殺行為です。が、今日は冬型が緩み峠付近でも氷点下にならない程度の天候だったので、前日寝る直前に急に思い立って向かうことにしました。
福山を午前9時に出発し、3時間半ほどかけて毎度お馴染みの湖遊館新駅に到着。程なくして、早速お目当ての1000系が来ました。
ステンレス車体ではあるものの、公募の結果かつてのデハニ50形と同じオレンジに塗装されました。
それよりも目を引くのは先頭部。同様に中間車を先頭車化した伊賀鉄道200系とも違うデザインとなりましたが、きわめて平面的ですね。
貫通扉は…本物なのでしょうか?本物だとしても連結時の車両間移動ではなく緊急時用でしょう。
しばらく待っていると今度は5000系が来ました。5009号車は車内の木質化改造を行い「しまねの木」として運用されています。併せて、それまで朝ラッシュの特急運用に限定されていたのが解除され、様々な運用で見ることが出来るようになりました。
一旦沿線を離れ、向かったのは「コインレストラン コウラン」。R9沿いにあるレトロ自販機を擁するお店です。 現在は残念ながら故障しているものの、日本で最後のカレー自販機が鎮座している他、うどん・そばの自販機も2台並んでいます。
さらには弁当やおかずを入れられる汎用自販機も3台(うち1台非稼働)並んでおり、圧巻の光景。訪問時は13時30分頃だったので食事をしている人はおらず、楽に撮影できました。
いずれまた来るだろうからと、今回はラーメンと汎用機で購入した唐揚げと焼肉丼。計700円。スープは欽明館の方が好みの味付けですが、これもこれでなかなか。次回はうどんにしましょう。
昼食を済ませ、再び湖遊館新駅へ戻ったところ、駅南方の水田に何やらカモの大群が。もしやと思って近づいてみたところ…
やはり、天然記念物のマガンでした。通常のマガモやカルガモはあまり群れないので遠目に見てもマガンの群れと分かります。
この時期あまりこの辺まで来ないので、こんなにも簡単に撮影できるのかと思ってしまいました。が、今日は300mmも2xテレコンも持ってきていなかったので、装備を整えてまた撮影しておきたいですね。
さて、一畑電車の撮影に戻ります。出雲大社前からの直通電車は電鉄カラーの2102号車でした。
続いてやって来たのは「ご縁電車しまねっこ号」として運用中の2104号車。現在はこの編成と2103号車「楯縫(たてぬい)号」がかつての5000系限定だった運用に入っています。
再び1002号車を撮影する順番となったので、何となく一畑口駅に向かい撮影。
次回訪問時は各形式との並びを撮影したいですね。特に3000系は急がないと、南海色の3008号車を含む2編成が運用離脱しましたし。
天候の悪化もあり、これにて撤収。往路はいつも通りのおろちループ経由でしたが、復路は今後のこともあり全通間近の尾道松江線経由で帰りました。途中の吉舎から世羅まで国道を経由しても20分程度早く到着できたので、全通したら三次経由の方が所要時間は圧倒的に早くなりそうです。距離としても5kmほどしか変わりませんし、おろちループを越えることも少なくなりそうです。