2015年2月22日 そうだ、重連撮ろう

〇撮影&執筆:リン

 かねてから、何処か適当な休みに名古屋に出向いて衣浦臨海鉄道KE65形の重連を撮影しようという計画は温めていました。
 そもそも名古屋まで500km弱。車での日帰りは可能な距離です。そもそも日帰り可能の判断基準がのと鉄道。

 そして、何気なく運用を確認していたところ、愛知区のDD51形で原色重連が組まれ運用入り。順調に行けば20日も重連のまま日中に運転される…というのに気づいたのが18日の就寝直前。
 19日も運用通りだったので、出撃決定。早帰りで職場を後にし、帰宅後30分で準備を済ませ出発。

 時間に余裕があったので、一般道ベースでの移動とし、休憩時間確保も兼ねて途中のR2姫路バイパスから第二神明・阪神高速3号線と有料道路を経由するショートカットを発動。手前の海老江ICで降り損ねたので中之島西口ICから再び一般道に降り、R1からR163へと進入する経路でした。さらに伊賀市内で名阪国道に乗り入れ、あとはR1・名四国道ことR23で目的地へは6時過ぎに到着しました。

 本来ならこの日狙う予定の5271レはあちこちで運転停車しながら四日市を目指すため、多少の追っかけも可能ではなかったかと思いますし、そもそも早朝の便なので四日市近辺で狙いたいという思いもあったのですが、この後の移動を考えこの場所での撮影となりました。

 現地に到着ほどなくして、5263レが通過。この頃はまだ日の出前ということもありかなり露出は厳しいものでした。

 本命の5271レの頃には日が昇ってきて清々しい朝日の差し込む中となりましたが、裏を返せばド逆光。これは…午後の復路でリベンジせねばなりません。

 さて、追っかけを諦め伊勢湾岸道から知多半島道路へと走行し、次なる撮影対象の衣浦臨海鉄道に向かいます。道路状況によっては伊勢湾岸道を使わなくても間に合ったのかも知れませんが、あくまで結果論ということで。衣浦大橋が工事で渋滞してましたし。

 衣浦臨海鉄道の撮影地としては恐らく最も有名な明石公園の歩道橋から撮影。うーん素晴らしい光線です。
 縦アンにするなら300mmの出番だったような気がしますが、置いてきてしまったので仕方ありません。

 今回は7Dも連れてきていたので、24-105mmを装着の上、横アンでも撮影しておきました。今のレンズ資産だと、こっちの方が正解かも…。

 さて、元々この路線は1.5往復しか存在しないのでここでの撮影は当然これのみで終了。次なる現場へ向かいます。なお、武豊線や名鉄は全てスルー。

 再び知多半島道路阿久比ICから、今度は北上。直結している名古屋高速を走行し、清洲駅へ向かいます。
 本当ならどこかもっとマシな場所があったのかも知れませんが…流石に前夜立案即行動ではロクに場所の下調べもできませんでした。

 ここに移動するのも高速を使う必要は無かったと思いますが、道に不慣れなのと赤ホキ運用の5780レにEF66 32が充当されるとのことでこれに間に合わせる必要があったため。場所としてはイマイチですが、まあ何とかなった…かな?

 その後、時間があったので駅南方に移動し下りを撮影出来そうな場所を見つけたのでセッティングしていたところ、5087レが来てしまいました。構図は固めていたため、咄嗟にAIサーボで切り抜けましたが…危なかった。

 数本のEF200形貨物を撮影し、お目当ての3091レが通過。以前に0番台重連が走るとのことで緊急出撃した際に狙って以来ですが、この日は100番台同士の重連でした。これはこれで。

 中央西線から来る3088レは広島更新色風のEF64 1049が先頭に立つということで気合いを入れて待っていましたが…上り普通電車に被られました。思えばこの列車、元々清洲駅のホームで撮影していても被られていた記憶があります。  
やむなく、被られる前にAIサーボに切り換えて撮影しておきました。トリミングだけして掲載しておきます。

 清洲での撮影はこれで終了。3088レから継走される79レを関西線内で撮影すべく移動…しましたが渋滞にハマり見事に間に合わず。清洲を後にして関西線沿線へ向かったものの、渋滞に捕まり狙っていた5282レはおろか先行していたはずの79レまで撮り逃してしまいました。二兎を追う者は一兎をも得ず、とはまさにこのこと。

 それでも一応予定していた西桑名〜朝日の東芝裏手の踏切に到着。

 まずは普通電車で様子見。普通のカーブ入口ですがなかなか。
 頭上を近鉄がオーバークロスしていますが、流石に絡めての撮影は難しいので諦めます。

 2080レ。稲沢を経由せず名古屋貨物ターミナルに向かうコンテナ列車で、関西線では少々珍しい単機牽引。

 さて、この後の時間を利用して員弁川沿いを北上し、三岐鉄道三岐線へ。
 ちょうど時間的に近接していた503レを狙いに向かいましたが…

 アングル重視で北寄りのポイントに向かったところ、現場到着と同時に列車がやって来てしまったためやむを得ず逆光サイドからの撮影となりました。それでも雪の残る藤原岳をバックに撮影することはできましたので、最低限の目的は果たせたというところでしょうか。

 さて、先ほどの場所に戻ります。

 快速「みえ」。伊勢神宮…行っておきたいですね。日帰りではなく、ちゃんと1泊2日で。

 さて、定刻よりやや遅れて5380レが通過。敢えて先ほどの立ち位置より線路に近づいて編成後部を切り捨て、カマのみにしてみました。
 こちらの側面にはクーラーの室外機が載っていないのでより原型っぽくなりますね。

 ここから1時間程度時間が空くので、少しでも福山に近い場所で撮影をと考え、三滝公園横の踏切へ。何年も前に一度立ち寄った場所で、あまり好適地ではありませんが、正直眠かったので…。

 少し車の中で休んだあと、72レの時間となったので撮影。
 個人的に好きな構図で狙いましたが、光線状態も最悪、障害物も多いということでここではこのアングルは使えませんね。

 引いてもう1枚。ここまで引くと手前の障検が写り込んでしまうのでこれはこれでどうかなと思います。

 5分後の5366レ。やっぱり写り込みますねえ…。

 この後さらに車中で休み、頃合いを見て四日市駅東方のお馴染みの場所へ移動。

 211系。関西線でも基本的にラッシュ時しか動きませんが、今回はそのラッシュ時に沿線にいたせいか割とよく見かける印象でした。

 この時期は日が落ちるのが早いとは言え、本来なら先ほどの返しとなる6369レは日があるうちに来るはずでした。…が、待てど来ず。

 横ではDE10がJX専用線でタンク車を引き出してましたがその間も来ず。

 2082レが定刻で発車していっても結局下りは来ず、日没となったため撤収。

 新名神・名神経由のいつものルートで帰宅しました.。総走行距離973km、今回も無事故でした。なお、以上からもお分かりの通り、四日市まで行っておきながら来月で近鉄でなくなるナロー線は全面的にカット。まあ車両とかが激変するんなら考えましたが、ナローゲージだと車両更新すら容易ではないでしょうし…。

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