2015年3月6日〜9日 さようなら信越線の旅

〇撮影&執筆:リン

いつもの福山始発岡山行きで出発。岡山から乗り継ぐ「のぞみ104号」は霜取り運転のため姫路まで徐行し3分ほど遅れて新大阪に到着しました。

 在来線ホームに降りて程なくしたところで1051レが通過。運送会社の大型コンテナが連なる特徴的な編成です。

 続けて通過していった1053レはEF66 30でした。一時期絶滅しかけた0番台ですが、まだまだ頑張っているようです。

 この2本を撮ったところで「サンダーバード1号」に乗車し3時間かけて高岡まで移動。

 まずは二塚に向かうべく待機していたDE10を撮影。

 続いてEF81牽引の3097レを撮影すべく待機…していたのですが来ませんでした。  
元々、「サンダーバード」で金沢貨物ターミナル脇を通過する際にパンタグラフがまだ上がっていない状態でしたので遅れは予想できていましたが。
 気を取り直してEF510-501が牽引しているらしい4076レを待ちます。「はくたか9号」の2分ほど前に高岡を通過するので撮影できるはずでしたが…ちょうど2分ほど遅れており、「はくたか」に乗り込んだ時に外を駆け抜けていきました。
 さて、貨物を捨ててまで東に向かったのは「トワイライトエクスプレス」のため。本来なら「サンダーバード1号」乗車中にどこかですれ違うはずだったのですが、5時間弱遅れて運転しているとのことでいろいろ確認した結果、辛うじて糸魚川で狙うことが出来そうということで向かった次第でした。
 …が、結局糸魚川到着直前に窓の外をすっ飛んでいく深緑の車体。もうやることなすこと全て空回りです。

 …まあ、本来降りる予定ではなかった糸魚川駅の駅舎が拝めただけでも良しとしましょう。

 ついでに保存されているキハ52も撮影。外に出るのは休日とか特別な日だけなんでしょうかね。まあ、厳しい環境の糸魚川では屋内保存の方が良いのかもしれません。

 糸魚川へは普通電車で移動します。乗車したのはあいの風とやま鉄道に移籍する413系体質改善工事車でした。古いという本質は当然、残ったままです。

 その前に、この普通電車を追い抜いていく「北越」を撮影。
 もう何度目かの光景となる国鉄色でした。というか、前回の撮影機会でもさつき野駅で撮影したような…。

 さて、糸魚川の留置線には来週から運用入りとなるえちごトキめき鉄道の車両がスタンバイしていました。何やら派手なラッピングを施された車両も2両ほどいるようです。

 直江津駅に到着。反対側のホームに115系湘南色がスタンバイしていました。
 そう言えば先日西阿知〜新倉敷で踏切事故に遭った岡山の115系D-24編成ですが、今朝の時点でも西岡山の留置線の一番奥にブルーシートを被された形で留置されていました。折しも広島に227系が投入されている状態で果たして直してまで使うのか疑問です。クモハならともかく、クハですし代わりはいます。

 さて、直江津でレンタカーを借り向かったのは谷浜駅西方のポイント。
 前回訪問時にたまたま見つけたポイントですが、結構有名な場所だったようです。

 ちょっと急いで向かったのは3097レ。高岡で撮り逃した列車ですが、富山でEF510形に交代した上で10分ほどの遅れに回復し通過していきました。

 「はくたか13号」。「しらさぎ」と同様のオレンジ色の帯が追加され、ホワイトウィングのロゴマークが撤去された、廃止直前の姿を記録出来ました。
 「はくたか」からの撤退後は「くろしお」に転用されて287系を福知山に転属させ381系を玉突き廃車にするとかの噂が聞かれますが、果たしてどうなるやら。

 543M。413系は一部があいの風とやま鉄道に譲渡されますが、このクハ455-702を含む編成は残念ながら廃車となるようです。
 最後に撮影出来たのはありがたかったですね。

 さて、今日は普通の日なので何かを撮影するということもないので、明日に備えてロケハンを行うことにします。
 ということで、黒姫に直行。駅周辺の積雪量を確認し、ナビを見つつ撮影出来そうな場所を探します。

 結果、黒姫〜妙高高原の踏切脇に到着し、ちょうどやって来た「妙高6号」で試し撮り。明日の「ありがとう信越線号」に充当されるN101編成でした。晴れると順光になる場所のようです。

 ほぼ間を置かずやって来た353Mは湘南色のN9編成。湘南色3連自体は岡山地区でも時々見かけますが、前面幕がLED化されているのでこの方が見た目が良いですね。

 ひとまず、この場所は撮影には問題ないものの、複線区間なので予備的な感じで扱うことにします。
 が、この後も線路沿いを走りつつ平地に下っていきましたが、二本木辺りまでは線路両側の積雪が多く、線路に近寄れない状態でした。
 そんなこんなで日没間近となりつつ北新井駅付近まで来たところで、「くびき野5号」を撮影することにします。

 これについては適当に見つけた踏切脇で無難に撮影。本音を言えばうっすらと日の当たる進行方向左側から撮影したかったのですが、イマイチ良い場所がありませんでした。
 それでもちゃんと前面表示を出しているR-27編成の「くびき野」を撮影出来たので満足です。

 あとは本当に日没なのですが、せっかくなので昼間に訪問した谷浜駅西方のポイントに戻り、「トワイライトエクスプレス」を撮影。意図的に暗くしましたが…ものすごい中途半端。

 これにて本日の撮影は終了。早々と宿にチェックインし、翌日に備えます。

 7日は7時に宿を出発。フロントガラスが凍っていたので、暖機に3分ほどかかったものの予定通りの出発です。
 向かったのは前日ロケハンをした新井〜二本木の県道沿いのカーブ。背後に妙高山を望むポイントで、除雪されて出来た雪山に登ることで線路と同じ目線を得られるようになっていました。

 先客が1名いらしたので、横にお邪魔させていただきました。
 早めの出発としたのはスカ色115系充当の341M撮影のためでしたが、この時は雲があり麓には日が当たらなかったため、山が白飛びしてしまいました。

 この1枚だけでこの場を離れ、一気に黒姫へ。「妙高1号」の撮影場所を探します。

 途中、とある踏切でアプト式のラックレールを用いた側溝の蓋を見つけました。横川駅前にあるのが有名ですが、こんなところにも使われているとは。

 さて、妙高山バックの国道クロスはもの凄い人出だったので速攻で諦め、別のポイントで撮影することにしました。

 ただ、ここも編成全部が入るベストポジションには入れず、やむを得ず先頭車両を切り捨てる形での撮影となりました。

 この列車に乗って神奈川から来た所長を回収し、再び最初のポイントへ。

 到着後やって来た湘南色の343M。さっきの場所に誰もいなかったので、線路に近い場所に陣取って撮影。
 ただ、だんだん山が霞んできていたので、編成重視のアングルに切り換えます。

 と、その前に直江津で折り返してきた「妙高4号」。この場所は上り列車もイン側に標識があるもののほぼ問題なく狙えるということで、本日のメインイベントまでここで粘ることにしています。

 まずは「ありがとう信越線号」。7日の運転は国鉄色のN101編成充当でした。「臨時」幕が素っ気ないですね。普段から「妙高」で運転されている区間なのですし、もうちょっと凝ったものでも良さそうです。

 続いて「信越線スイッチバック号」。こちらも特にヘッドマークはありませんが、「快速」表示でも充分ではないでしょうか。
 今年1月の富士急訪問時に撮影出来てラッキーと思っていたC1編成ですが、9日までみっちり撮影していくことになります。

 あとは上り列車ばかりなので、アングルを固定。
 346Mは先ほどの折返し。6両用のアングルなので左が空いてしまいますが仕方ありません。

 そしてメインの「なつかしの特急みのり」。ヘッドマークを強調したかったのでこの場所は最適でしたが、背景が工場になるとかインに標識があるとかの理由でしょうか、思ったよりもまったりと撮影出来ました。

 流石にこれには追いつけませんが、次の撮影場所を目指すと言うことで南下を開始します

 新井〜二本木のポイントでの撮影を終え、追いつけはしないものの「なつかしの特急みのり」の後を追う形で上信越道を一路南へ。前日場所を確認した踏切へと向かいます。

 間に合わせるつもりはなかったのですが、「妙高3号」に間に合ったのでこれから撮影。

 思ったより人が少なく、「妙高」の向こう側の沿線に10人弱が並んでいる程度でした。そりゃあ、わざわざ複線区間で撮影することもないでしょうし…。

 さて、昨日「妙高6号」を撮った立ち位置には幸いにも誰もいなかったので三脚を立ててスタンバイ。

 そこへやって来たのは長野色ながらしなの鉄道のステッカーを貼った115系。どうやら長野〜妙高高原で乗務員訓練を行っているようで、この翌日にも見かけました。

 そして「ありがとう信越線号」。最後尾が切れてしまうものの、ちょっと望遠側で切ってみました。

 さて、黒姫駅での停車時間を利用して、黒姫駅以南でさらに撮影するために場所を探しあちこち巡った結果、古間駅南方の線路をオーバークロスする農道脇から撮影出来そうだったのでここに決定。
 ここにはこの後も何度か足を運びますが、意外と人が少ない場所でした。

 まあ、背後に妙高山と住宅地とどっちを据えたいかと聞かれれば言うまでもありませんが。

 ここで私の発案により、一旦先ほどのポイントへ戻って「信越線スイッチバック号」を撮影してまたここに戻ろうということになり、来た道を引き返します。

 ここでは今までと趣向を変える形で手前まで引きつけてみました。かなりシャッタースピードを上げないと流れてしまうのであまりこういう撮影の仕方はしません。

 そして慌ただしく古間駅南のポイントへ向かい、ヘッタクソなレンタカーの路駐を見つつ私は邪魔にならない場所に車を停めポイントへ。9日に通って分かったのですが、坂を下ってくるためかなり速度を出す区間であり、カーブの入口に路駐するのは愚の骨頂。さらに路肩まで充分に寄せないので余計に危険でした。
 ちゃんとマナーは守っていただきたいですな。

 さて、まずは「妙高6号」を撮影。黒姫駅で「信越線スイッチバック号」を追い抜いています。

 そして「信越線スイッチバック号」。スカ色は風景に溶け込む良い配色ですね。

 さて、本日の撮影は全て終了。日没までの僅かな時間ですが、明日のためにロケハンをすることになり、南へと車を走らせます。

 この過程で牟礼駅の配線状況を見た所長は翌日の「なつかしの特急みのり」を「妙高6号」伴並ぶことになる、ここで撮影することに決定。私はあくまで沿線での撮影にこだわりたかったので別行動とすることにしました。

 ウロウロしている間に豊野付近まで下ってきており、さらに飯山線信濃浅野駅付近へと出た上にちょうど長野行きの列車の時間でもあったので、日没が迫りかなり暗くなりながらも撮影。

 これで7日の行程を全て終了し、上越市の宿へとR18経由でのんびり走行。ホテルには19時前に到着しました。 さて、8日は日本海らしいとも言える雨模様でのスタートとなりました。  が、予定が何か変わるわけでもなくあらかじめ予定していた北陸本線と信越本線の分岐点近くの有名スポットへ。

 前述の通り、両線の列車を効率よく狙っていける場所ですが、所長を説得してまで早々とチェックアウトした理由はこの3093レのため。EF81 453が運用入りしているのは前々から分かっていたため、多少の天候不順でも撮影しておきたい列車でした。

 でも暗い…。

 続いて信越本線側に移動し、スカ色の341Mを昨日に引き続き撮影。もう充分だろうと言いたいところですが、別に他とネタが被るわけでもないですし撮れるなら撮るまでです。

 4093レ。早めに場所を確保してみました。どうにも貨物を優先させる性分が出てしまいます。

 後追いで「北越1号」。

 4076レ。500番台も撮影したかったのですが、この時期定刻に来るだけでもマシと思わなければ…。

 とりあえずこの後も北陸本線側は「はくたか」が行き交うのですが、私としては信越本線側にほぼ固定します。

 二本木折返しの1322Mは新旧新潟色の6両編成。これはありがたい。

 「妙高1号」はN103編成。
 これに乗ってきたゼニガタさんをピックアップするためにカメラの管理を所長に任せ、一旦直江津駅へ。ついでに用も足しておきます。

 素早く戻り、「くびき野3号」から撮影再開。この頃にはすっかり雨も上がり、撮影も楽になってきました。

 撮影後に素早く撤収することも考え、三脚を片付け北陸本線へ。
 北越急行車の「はくたか」が来る運用だったので撮影。

 直江津で折り返した「妙高4号」の撮影をもって、この場所での撮影を終了。次に向かったのは春日山〜高田の開けた場所。

 半年前の訪問である程度現地の雰囲気は掴めており、迷わず直行しました。半年前の訪問がこの日のためのロケハンになるとは思いませんでしたが…。

 まずは「ありがとう信越線号」から。ロケーションは申し分ないのですが、市街地での撮影と言うこともあってか意外と人が少なめでした。

 ということで三脚を残し1つ北の踏切へ移動し、E653系を使用した脇野田駅への団体列車を撮影。

 そして「信越線スイッチバック号」。何度撮影しても良いものは良いですね。

 ここから一気に山を駆け上ります。多少なりとも早く到着させると言うことで上信越道に入り、上越高田IC→信濃町ICを走行。前日の打ち合わせ通り、所長を古間駅に降ろしゼニガタさんと2人で場所を探します。

 前日に訪れた古間駅南の跨線橋も考えましたが、それとは別に前日ロケハンして置いた古間〜牟礼のポイントへ。

 縦アングル中心となる場所でしたが、先客1名ということで他にロクな場所もなかったためこの場所に決定。三脚にカメラを縦に乗せてスタンバイ。

 昨日も撮影した、しなの鉄道の乗務員訓練列車が通過していきました。

 「ありがとう信越線号」も長野へ向けて走り去っていきます。この頃から日が差し込み始め、正面に僅かに日が当たり始めました。

 「懐かしの特急みのり」の前を走る115系。

 牟礼駅で「みのり」と交換する「妙高6号」を見送って…。

 来ました「懐かしの特急みのり」。新潟行きの8日の便は4灯のクハ481-1508先頭なので、先頭を重視した構図で撮影したいと思っており、この場所はうってつけでした。ギリギリですが正面に日も回りバッチリの出来栄え!

 一旦この場所を離れ、牟礼駅へ所長を迎えに行ったあと、「信越線スイッチバック号」をどこで撮るかという話になり、全員いなくなり無人になっていたこの場所へ戻ってきました。

 振り返ると25‰の勾配を駆け下ってくる列車を撮影可能ですが、最後尾が隠れてしまうのが残念です。

 ただし先ほどの場所は相変わらずバッチリ。この立ち位置には先客がいたので先ほどは構えられませんでしたが、この位置で撮影すればバリ順だったということになりそうです。

 この日の動いている鉄道の撮影は全て終了。一旦山を登り、前日発見した麺類自販機へ。

 「そば処ふじさと」さんの店先にある自販機。厳しい気候とは思いますが、割と綺麗に整備されている様子。

 ここまで来たら蕎麦だろう!と思っていたのですが、あいにく蕎麦は売り切れ。仕方なく3人でうどんをいただきました。平打ち麺は珍しいですね。

 あとは長野市内に確保した宿へ向かうだけでしたが、所長たっての希望で日没までの僅かな時間で長野総合車両センターを敷地外から撮影。屋外保存の割には意外と綺麗に保存されているように見えます。

 さらに翌日のロケハンとして安茂里駅付近へ行きましたがここで完全に日没。宿へ無事に到着し、適当に入った鶏肉の美味い居酒屋で8日分の打ち上げとなりました。

 さて、酒盛りをした翌日の9日。いきなりですが私1人でチェックアウトし車を走らせます。前日の打ち合わせで私は川中島〜安茂里にある犀川橋梁北詰に、所長とゼニガタさんは長野駅から電車移動で安茂里駅へ向かうという別行動にしていました。

 現地へは一番乗り。直後に1名と少し経ってから2名増え、4名でまずはDE10形牽引の89レを撮影。篠ノ井→北長野への送り込みを兼ねた、比較的珍しいDE10形の本線貨物です。
 旋回窓装備のDE10形はこの地ならではですね。

 15分ほど後にやって来る83レ。篠ノ井を越えて北長野まで乗り入れる唯一の運用です。この日は大宮色同士のよくある重連でした。

 後はお目当ての189系「おはようライナー」まで普通電車を撮影しつつ暇つぶし。
 E127系も撮影出来ます。

 しなの鉄道から直通の列車。混色でした。

 今度はしなの鉄道色での5連。朝ラッシュ時はしなの鉄道からの直通電車の方が本数多そうです。

 こちらも撮影のお目当てだった「しなのサンライズ」。この後「妙高1号」へと運用されていきます。
 タイフォンカバーが開いてしまっていますが、別に鳴らされたわけではありませんので…。

 続行で211系も撮影出来ました。

 そして「おはようライナー」。以前、松本駅で撮影して以来でしたが、平日に休みが取りづらい所長にとっては念願叶って…という面もあったようです。
 これを以てこの場を撤収し、安茂里駅で2人を回収。あらかじめどう回るかをカーナビに仕込んでおき、そのルート通り…にいかないのが所長ワガマママジック。

 松代駅跡を訪問するのは予定通りでしたが…

 すぐ横にある松代城跡も所長たっての願いで手早く散策。
 さらに駅周辺を回る所長を尻目に私も負けじと予定を追加していきます。

 まずは2人がいない間に勝手に車を走らせて偶然見つけた、国重文の旧横田家住宅へ。江戸後期の古民家がそのまま保存されています。これはなかなか良い雰囲気。

 さらに佐久間象山の生家隣にある象山神社を覗き…

 ここで私が予定にねじ込んだ松代大本営跡の象山地下壕へ所長を連れて行きます。むしろ松代、という地名を聞いてここしか思い浮かびませんでした。

 興味のない人にとってはただの手掘りの壕でしかないのですが、所長もこれには満足された様子。連れてきて正解でした。

 さて、この時点で11時前。ただ、この後も巡りたい場所があちこちにある上に16時には直江津に戻らないといけないので急かすように次の場所へと向かいます。
 ただ、安全運転は忘れません。

 松代をあとにして向かったのは信濃川田駅。





 ここは現役時代から長野電鉄の解体場を兼ねている駅でしたが、廃線後も変わらず廃車体が集められています。ただ、4年を経てなお放置されており、今後どうするのか気になるところです。

 続いて、元東急5000系の2500系を滞在時間1分未満という超高速で撮影。急かしてスミマセン。

 そのまま小布施駅へ。一応、信濃川田駅と小布施駅は予定に最初っから組み込んでの移動でした。

 この時点でちょうど特急が近づいていたので、2100系スノーモンキーの新塗装が撮りたいという所長の意向も汲んで撮影場所を適当に探し出し、まずは1000系から撮影。

 次の特急は2100系でしたが従来塗装の方。新塗装は次回にお預けです。

 そして一気に黒姫に移動し、すっかり人の減った妙高山バックのお立ち台で「妙高3号」を後追いで撮影。山頂は雲に隠れておりすっきり快晴とは行きませんでしたが、良い記録になりました。

 このあと、道の駅で遅い昼食。そば美味い。

 レンタカーを返すまでの時間で上越妙高駅になる脇野田駅の撮影をしようということになり、私は駅北方のカーブで「信越線スイッチバック号」を撮影。

 交換待ちの時間を利用して駅に戻りましたが…スカ色が見えませんでした。

 さらに割と時間の近接していた「妙高6号」を撮影すべく先ほどのカーブのすぐ北側の踏切脇へ移動。ゼニガタさんに70-200mm F2.8を借りて撮影してみました。
 やっぱ高いレンズは違いますね…。

 これにてレンタカーでの全日程を終了。無事に給油を終え、特急の20分ほど前にレンタカーを返却し駅構内へ。

 ホームに停車していたET122形へ一直線。駅西方の跨線橋を来るまで通過した時に顔がチラッと見えたので直行できました。つーか何でハンドル握ってる私だけ気づいたんでしょうねえ…。

 クハ455-702と並ぶ嬉しい光景も見られました。

 「くびき野4号」。我々の乗車する「はくたか」とも接続しているダイヤのようです。

 本来は金沢経由の方が安上がりで所要時間も大して変わらないのですが、せっかくなのでお別れ乗車として「はくたか」を選択し、東京経由で帰ることに。

 越後湯沢から乗り継いだ「Maxとき」は大混雑。やっぱこういう時は指定席の確保が効いてきます。

 「湘南ライナー」で帰るという所長を見送り、私も「のぞみ」で一気に福山へ。

 急遽決まった4連休だっただけにどうなることかと思いましたが、なかなかに身の詰まった内容でした。職場の人間に言わせれば「3日間も同じネタで良かったのか?」とのことでしたが…。

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