2015年11月20日 「500TYPE EVA」と姫路モノレールめぐり
〇撮影&執筆:リン
今月7日から運転を開始した、500系新幹線と「新世紀エヴァンゲリオン」がコラボした「500TYPE EVA」。運転当初は凄い人気だったようですが、半月経っていい加減落ち着いただろうと言うことで出向いてきました。…ぶっちゃけエヴァは殆どほとんど見たことないですし、富士急でやってた時は全く食指が動かなかったのですが、近場だとこうも精力的になるもんなんですね自分。
まずはお馴染み大津トンネル。いつ頃来れば場所が確保できるか分からなかったので、福山を3時半に出発し現地に5時15分に到着したところ一番乗りでした。2番目の人は7時半。ちょっと早すぎたか…。
N700系。
700系7000番台。
700系3000番台。B編成はJR西日本の所属。
N700系8000番台。JR九州所属のR編成ですね。
そして、お目当ての「500TYPE EVA」。晴れるかどうか心配されましたが、無事に順光の下で撮影できました。
さて、ドクターイエローの予定もないので撤収し、姫路駅に向かいます。
まずは入線を撮影。このまま乗車し、福山を目指します。
ちゃんと前もって1号車の見学を申し込んでおいたのですが、これの区間が岡山〜福山。で、前の駅を発車してから受付ということで相生から乗車する必要があり、姫路にも用があったので結果的に姫路からの乗車となりました。
車内は思っていた以上に手が込んだ装飾でした。
特に特別内装の2号車はいろいろ趣向が凝らされてます。カーテンは一部にATフィールドが展開。
さらに一部のカーテンには碇ゲンドウ司令官がお馴染みのポーズで登場。 カーテン閉めてこんなのが出てきたらビックリします。
客室通路もNERVのロゴをあしらったものになっています。
デッキ周りも徹底していました。客室扉や乗降扉だけではなく、業務用室や機器が収められている部分には「KEEP OUT」などの文字が貼られていました。
喫煙ルームもご覧の通り。さらに喫煙ルーム内の鏡には劇中でタバコを吸っている登場人物が貼られています。誰かは乗車してのお楽しみ。
見学の受付を済ませたところで記念品と1号車への入室許可証を受け取りました。この許可証は1号車を出る際に回収されます。ストラップまで作り込んでありますね。
さて、岡山を発車したところでいよいよ1号車の見学です。
最大の目玉は何と言ってもこの原寸大のコックピット。今回は残念ながら搭乗体験はできませんでしたが、見学だけは自由でした。
前方から。どうやら両手部分のトリガー?で実際に操作できるようです。
1号車の後ろ寄りは展示スペース。右側(山側)には500系とエヴァンゲリオンの話が、左側(海側)には記念撮影スペースとジオラマの展示がありました。
福山に到着し、長い階段を駆け下り駆け上って反対ホームから撮影。1号車は窓が潰してありそこまで塗装されているので8号車に比べて塗装に一体感が出てますね。どの駅でも一般の乗客を含め大人気でした。
発車を見送り、在来線ホームで井原鉄道と…。
今は無き福塩線の105系の単色化前の姿を撮影した後、一旦改札を出て所用を済ませ、姫路に置いてきた車を回収しに再び戻るのでした。
姫路駅の外に出て、さっそく姫路モノレールの橋脚跡を見ます。
旧・姫路モノレールの大将軍駅である高尾アパート。かつては1階と2階が商業施設、3階と4階が姫路モノレールの大将軍駅、5階から10階が公団住宅でした。2016(平成18)年8月の一般公開を最後に解体され、現存しません。
その先もモノレールの橋脚などが残されていました。
最後に手柄山交流ステーション モノレール展示室へ。2011(平成23)年4月にオープンしたもので、姫路モノレールの実物車両(201号・202号)と当時の「手柄山駅」が公開されています。なんと1966(昭和41)年5月17日の開業当時を再現。
残念ながら解体された102号の部品の一部も展示されています。