猫の渡来はいつ？〜猫の痕跡らしき須恵器を発見

２００７年１０月９日掲載

遺跡　身野古墳群６号墳
所在地　兵庫県姫路市
時期　６世紀末〜７世紀初頭

　姫路市の身野古墳群６号墳から、猫と思しき小動物の足跡が付いた須恵器が見つかりました。これは、『杯身（つきみ）』と呼ばれるふたのついた食器の内側部分にはっきりと残っていたそうで、もし猫だとすればこれまで奈良時代に渡来したと考えられていた定説が覆ることになるかもしれないとのことです。