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週刊? 裏辺研究所第8回 「さあ、遺言状を書こう!」

○はじめに

裏辺金好   ついに始まりましたな。アフガンへの空爆。(注:もうとっくに終わっています。)
荒谷敏雄   だが・・、それはそうとして、我々も黙々と活動を続けなければならぬ。
亀岡忠行   え〜と、今回のテーマは・・・。
堤田倫太郎  ああ、「遺言状」ですね。法律では「いごんじょう」と読みます。
持田敬三   と、いうわけで今週も法律との連動企画となるわけですが、こちらでは主に文面について研究します。
八十八舞太郎 ふふふ〜、料理しちゃうヨン。
馬藤炊爺   恐竜の化石見に行きたいなあ。ついでに掘らせてくれないかなあ。
村岡司浩   ・・・。
氷川雨水   なるほど。考えはまとまった。後は発表するだけだ!

○遺言を残そう!

と、いうわけで・・・氷川相談役のは長いので、クリックしてこちらからどうぞ。

氷川雨水の遺言状
諸君、これを読みたまえ!
金好 うおおおおおーん、ヒックヒック・・。
持田 所長、泣かないでください・・・。
馬藤 う〜ん、4割の本音と3割の冗談と2割の皮肉、および1割の激励の混じった複雑な遺言状ですねえ。
氷川 どうだ、諸君、恐れ入ったか!。
荒谷 なんの、それがどうしたにゃ。
村岡 左様。第一、ぼかぁ,遺言書は書かないだろうね。だって,人間生きててなんぼじゃないか。死人にくちなし,生きるが勝ち。
八十八 解るような・・・わからんような・・・。
金好 で、他の所員は?
荒谷 はーい。はーい。
金好 ・・・馬藤所員?
馬藤 え?何のことです・・・。
荒谷 金好!わしのにゃ。わしのにゃ。
八十八 見てやってあげやたらどうです?
金好 え〜?まあよい。予想はつくが発表したまえ。
荒谷 うむ。初めから素直に言えばいいにゃ。

荒谷敏雄の遺言状


親愛なる我が世界の臣民諸君よ。諸君らの為に、わしは次の遺言を残そう。

おそらく、ワシの死後は再び大きな戦乱が起こるだろう。だが、それを悲しんではいけない。この世は弱肉強食。強いものが残ることが人間にとって、最も自然な状態にゃ。よって、勝者に私の英霊が微笑むことを約束する。次に・・・。

持田 ・・・・・・・・。
八十八 ・・・・・・・・。
馬藤 あの、所長・・・お口直しに私の遺言状を・・・。
金好 そうか・・・。

馬藤炊爺の遺言状

 そんなことはないと思いますが、万が一にも私が死んだ場合のための遺言状とやらを所長命令で書かされました。

一、葬式について

 葬式は、ごく普通に行ってください。すなわち、華美なものでもなく、されど質素すぎず、微妙で絶妙なバランスの葬式にしていただけたらと思います。なお、私の葬式に、たくさんの来訪者が来てくだされば幸いです。皆様のご来訪、心よりお待ちしております。

二、埋葬について

 火葬はもってのほかです。また、今はやりの、海に遺骨をばらまくなんて事もやめてください。私の希望は、私が化石になって、後世の人類が過去の人類の研究材料として役に立つことです。また、できることならラベルを貼って、私がいつの時代の人間だったか、そして周りの環境はどんなところだったかを記していただければと思います。


亀岡 終わり?
馬藤 ええ、これで終わりですが・・何か?
八十八 遺産だよ、遺産はどうするのか?
馬藤 えー、誰も欲しくないでしょう?ああ、できればタイムカプセルにしてすべて埋めてくださいと書き加えておこう。
立川 ただし、動産及び不動産は私、立川伊代に寄付すると書き加えておいてね。
金好 では、次ぎに亀岡君!!

亀岡忠行の遺言状

 遺言状か…また難しいものを・・・。遺言状…とはいってもな〜。では亀岡は、葬式を挙げないよう言っておきましょう。
そうすることで供養されなかった亀岡の魂は狂い、永遠にこの世界をさまようことになるのです。きっと100年の後には、心霊写真にその姿をきざみこむことでしょう。

うむ、とりあえず除霊と戦わねば、成仏は私にとって負けです。

…馬鹿遺言状だのう。


金好 いやいや、馬鹿ではありませんよ。しかし、みなさん、葬式について気になるのですか?では、八十八君、いってみよう!

八十八舞太郎の遺言状

疲れたのです

諦めたのです

先が無いのです

もう駄目なのです

サヨウナラ

共に逝きませう

お土産は?

以上・前年度11月26日付遺書より。あの時は精神崩壊起こすか思った…。


金好 こ・・これは!!紛れもなく私が、そなたを限界まで酷使したときの遺書・・・。いやあ、あんときゃ労働基準法違反で訴えられるかと冷や冷やしたよ・・・。ごめんなあ。
八十八 その、懺悔の気持ちをお金という目に見える形で補償してくれ。
氷川 さらに、その金を私にお布施をしなさい。半分にして返してやろう。
村岡 甘いな、私によこすがよい。人類の未来永劫の存続のために使ってやろう。
金好 い、一体私はいくら八十八に補償をすりゃいいんだ!
荒谷 そんなことより、金好、わしに裏辺研究所をよこすにゃ。
金好 じゃかあしいボケ。さて、氷川准将のお書きになった遺言が、おそらく皆さんの最も想像しやすい形式だと思います。しかし、法律で定められた形式で遺言を書かなければ、法的拘束力がありません。そこで、その法律に則った遺言を掲載します。なお、法律については法律紹介所でご覧ください。

裏辺金好の遺言状


遺言者 裏辺金好は、この遺言書により次のとおり遺言する。

一、遺言者は、下記の不動産を所員である佐都青木に相続させる。

一、武家諸法都酸獄市豆腐一町88888−99999番地

軍用地200u02

一、、同所88888−99999番地

家屋番号88888−99999番

私的軍事施設木造瓦葺二階建

床面積1階121cu99

2階150u99

二、、遺言者は、各種銀行預金のなかから、裏辺研究所特別顧問である村岡司浩、同相談役である 氷川雨水に各金1000円を相続させる。

三、遺言者は、株式会社裏辺世界征服推進事業の株式500000000000000株を、裏辺研究所共同設立者である須川忠博に相続させる。

四、以上を除くその余りの遺産は、すべて所員である馬藤炊爺に相続させる。

この遺言の遺言執行者として、次の者を指定する。

大発県宋市相愛町1290473872437番のぞみ13号

遺言者の管理人・桜乃明日華

上記遺言のため、遺言者自らこの証書の全文を書き、日付及び氏名を自署し、押印する。

平成23年34月61日

この世界にどこかにいる(警告:ここには遺言者の住所を書きましょう)

遺言者 裏辺金好


金好 では、今回はこれで終わり。
持田 なんか意味のないものをまたやっちまいましたね。
金好 そういう君は原稿をちゃんと提出しなさい!では、さらばじゃ。

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