9.北海公園
紫禁城(故宮博物院)を見た後、北西へちょっとだけ歩いた場所にある北海公園へ。大きな池(北海)を中心に、瓊華島に建つ白搭が印象的なこの場所は、既に唐の時代に起源があるといわれています。異民族王朝である遼は、北京(当時は南京析津府)を副都として、ここを皇帝の行宮として使用。
そして金の時代になると、北京(当時は燕京)を首都としたことから、大規模な土木工事を行って整備を進めました。これ以後、清の時代まで歴代王朝が皇帝の別荘地・庭園として利用し続けます。
橋を渡ると瓊華島。
団城
永安寺山門
瓊華島にある永安寺は、清の順治帝が創建したチベット仏教の寺院。
永安寺法輪殿
永安寺の中でも最重要の場所です。
永安寺法輪殿
永安寺正覚殿
そして法輪殿の背後の丘を登って行きます。
永安寺普安殿
永安寺白塔への道
永安寺白塔
白搭はチベット仏教の仏塔。
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ここまで来ると、紫禁城の建物たちも見えます。
北海公園の風景
北海公園の風景
このほか九龍壁が見所ですが、見事に見忘れました・・・。
北海公園付近の風景
再開発で中心部や大通り沿線から急速に消えるフートン(胡同)。この辺りもどうなることやら。
北海公園付近の風景
スーパーマーケット?
超市でスーパーマーケットというわけで、なかなかストレートな中国語訳だと感心。
トロリーバス
タクシーで次の目的地へ行こうという我が願いは、同行の孟保世氏に拒絶され、地下鉄の駅を目指して今度はずっと東に向けて散歩。トロリーバスの連接バスともすれ違いました。
北京の風景
北京の風景
旧北京大学図書館
何か立派な建物だなあと撮影したのですが、弊サイト顧問のムスタファ氏によると
毛沢東が司書のバイトをしていたいり、1919年の五四運動の発端となったりした由緒ある建物だとか。
五四運動というのは、第一次世界大戦後のヴェルサイユ条約と日本に対する反対運動のことです。
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