3.上海市内観光1(2011/03/19)


○上海駅で撮影・切符購入

 翌朝、この日は上海市内を1日観光します。

 まずはホテルから徒歩5分、上海駅西の跨線橋より駅の撮影を行います。
 中国では有効な切符を所有し、X線検査を通り、列車が入線しないとホームには入れないので、駅撮りは難しく、このような撮影ポイントは貴重です。ただし、前回も述べたとおり鉄道の撮影は日本のように自由にできる状況ではないので、長居は自粛しましたが。

もう1枚
機関車がもう1機来たので並び撮影。和詣号が2種類ともいますね^^
しかし、雨は降っていないものの天気が悪い・・・。
 上記車両を撮影した後、上海駅に行き明日の列車の切符を購入します。
 上海駅南口には自動券売機が並んだ建物が2つあり、計50台以上の券売機があります。
 しかし・・・自動券売機はたくさんあるのですが、使い方が解らない人が多い
 うえ、2〜3人終わったらマシンが落ちてメンテナンスになり並び直し・・・。
 まったくらちがあかないので、別棟に移動し、駅到着から40分後なんとか購入。

 しかも、券売機上で空いていた座席は1等座・2等座は満席で何と「無座」。無座か・・・。
 今回は30分しか乗らないので無座でもいいか。ということで購入します。
 (しかも観光後撮影した切符を再確認したら、無座を買ったつもりなのに実は2等が出てきたということが発覚)


 こんな状況ですので、中国での火車の切符購入は十分な余裕時間をもって行いましょう。
 手数料がかかりますが、可能なら日本の代理店で代行予約する手もあるらしいです。
 いずれにせよ、こんなシステムで回っているとは中国、恐るべし・・・。

切符
こちらが苦労して購入した切符。帰りは無事一等座がありました。
座席等級の上に「07車006号」と書いてあるのが指定座席番号です。
(帰りに一等に乗るまで気付かなかった・・・。不覚だ)

○静安寺

 思わぬタイムロスとなりましたが、上海火車駅駅から地下鉄に乗り、途中1回乗り換えて
 静安寺駅で下車します。
 ここは、呉の孫権の247年に西域出身の康僧会により建てられたとされる由緒ある仏閣。
 (建物自体は、wikiによると1972年に焼失して以降のものなので比較的新しいですが)
 現在、静安寺は密教の真言宗道場となっており、多くの信者が参拝に訪れております。

外観
 背後に近代的ビルが林立する中、この一角だけ別次元のよう。

外観2
 こちらは上の写真の右側側面より撮影。

内部の様子

お祈り
 このように線香を高々と上げ降ろしを繰り返すのが、真言宗のお祈りスタイルのようだ。

○豫園商城

 静安寺より地下鉄に乗り、途中1回乗り換えて豫園駅で下車。
 豫園とは16世紀(明代)に上海の役人、潘允端が父親に贈るために作らせた
 江南庭園で、後に再整備で庭園の周囲を囲むように造られた門前街が現在の豫園商城です。
 もともと行政機関によって経営管理されていたこともあり、非常に統一感のある
 レトロな商店街となっています。

入口
 こちらが入口です。

風景1
 狭く、迷路のような通りにたくさんの買い物客が。

風景2

風景3
 ハーゲンダッツであっても、この風景を壊さないような出店でなければなりません。

サブカメラでも撮影

豫園商城の外周部

九曲橋
 豫園で最も有名な写真撮影スポット。
 ただし、これはメジャーなアングルではないらしい。

九曲橋2

豫園入口
 九曲橋の先にある門。いよいよこれより、庭園の中に入って行きます!!