12.大英博物館(古代中東地域)

古代ペルシア(Ancient Iran 3000 BC〜AD 651/Room 52)

 アケメネス朝ペルシアの首都、ペルセポリスの宮殿に付けられていたスフィンクスの石のレリーフ。紀元前5世紀。
 Stone relief showing a sphinx, 5th century BC

 6世紀〜7世紀の、ササン朝ペルシアの武器や兜、盾。

 左から順番に、5世紀、7世紀初期、5〜6世紀のガラス製品。

 左は5世紀に造られた、陶器製の装飾された瓶。右は5〜7世紀に造られた器です。

 アケメネス朝ペルシア帝国時代、紀元前5世紀〜紀元前4世紀の金製品の数々。

古代南アラビア(Ancient South Arabia/Room 53)

 青銅製のタブレット。紀元前2世紀のもので、イエメンのアムランから出土。

 ブロンズ製の祭壇の一部。紀元前6世紀のもので、イエメンのマリブ(かつてのシバ王国の首都)から出土。3つの列にスフィンクスが正面を向いた状態担っているのが特徴です。

古代トルコ(Ancient Turkey About 5500〜300 BC/Room 54)

 玄武岩で出来た嵐神のレリーフ basalt relief fragment depicting the storm-god
 紀元前10世紀の新ヒッタイト時代のもの。

 紀元前14〜13世紀の、飛翔する鷹をかたどったネックレス。

メソポタミア(Mesopotamia 1500〜539 BC /Room 55)

 王のイメージと神のシンボルで彫られたバビロンの境界石 Babylonian Boundary Stones

 カッシート人の成功者達という展示。カッシート人は紀元前2000年期半ば頃、バビロニアで活動した民族(集団)です。

 顎髭を生やした男。710〜705BCのもので、サルゴン2世宮殿より発掘。

 続いて新アッシリア帝国というテーマの展示。これはブロンズ製のライオンの重りで、726〜722 BCのもの。ニムルド遺跡(イラク北部ニーナワー県)から発掘されました。

 解説を訳すのが大変というか良く解らんので、解説を貼ってしまえ(爆)。

 バビロニアの石碑と思われるもの、だそうです。

 こちらは書くことや、ビジネスをテーマにした展示。これは世界地図だそうです。
 復元すると、こうなるそうな。

メソポタミア(Mesopotamia 6000〜1500 BC /Room 56)


 古代メソポタミア文明の楽器。

 復元するとこうなる、ってことでしょうか。

 銀のリラ(もしくはライアー)。古代ギリシアのライアー(竪琴/撥弦楽器)の起源となった楽器です。

 こっちが復元バージョンみたいです。

 The Great Death Pit というテーマの展示物。直訳すると巨大な死者の穴、ということですので、埋葬物でしょうか。

 The Royal Game of Ur, 2600-2400 BC
 ウル(メソポタミア、現在のイラクにあった都市名)のロイヤルゲーム。