○ロンドン:タワーブリッジ&バッキンガム宮殿など

 これはもう有名ですね。
 テムズ川に架かる跳ね橋、タワー・ブリッジです。テレビとかで見たのがそのまま目の前にあるのでカンドーしながら撮りました。ただ、この橋を歩いて渡ることは出来ますが、塔に上ることは出来ません。それがちょっと残念…。

 これはロンドン・ブリッジから見たタワー・ブリッジです。 ロンドン・ブリッジは名前の割に見かけがどこにでもあるような普通の橋っぽいので、なかなか気付きにくいです。

 実際私もこの写真を撮ってる場所がロンドン・ブリッジだとは気付かず、 写真を撮り忘れてしまったほどです。もしガイドブックに書かれてなかったら、今でも気付いてなかったでしょう。 ちなみに、タワー・ブリッジの前、テムズ川の左岸に接岸している船は 第2次大戦で活躍したイギリス海軍の巡視船「ベルファスト号」といい、今では海軍博物館になっているそうです。

 この写真では見にくいですが、船の色は迷彩色になってます。 まあ近くで見ればそれなりに迫力はありましたが、 私はあんま時間が無かったし、朝っぱらだったし、興味もなかったのでちょっと写真をとっただけで中に入らずに通り過ぎました。

 また、タワー・ブリッジの左側のたもと近くにあるちょっと大き目のボコボコした建物がロンドン塔です。
 それゆえ大体の観光客が辿るルートは、 まずロンドン市内(写真左側)から来て、このロンドン・ブリッジでテムズ川を渡り、川沿いに歩いていってベルファスト号を見て、その後タワー・ブリッジまで歩いていってもう一度テムズ川を渡り、 近くにあるロンドン塔を見てロンドン市内に帰っていくというものです。

 私も思いっきり観光客のルートを辿っちゃいました。
 ただここに来たのが結構朝早くだったので、観光客は見当たりませんでした。

 続いてロンドン塔の入り口付近の様子です。 観光客がチケット売り場にならんでます。
 ロンドン塔はテムズ川の北岸、タワー・ブリッジを渡るとすぐのところにある石造りの砦です。

 実際は写真の見た目以上に敷地が広いです。
 この塔のなかには、世界最大のダイアモンド「アフリカの星」も展示されています。 私も見ました。デカいです。マジで。 他にもいろいろ宝石を施した装飾品が展示されていますが、どれもこれもスゴ過ぎて、逆にガラス細工みたいに見えてしまうところが、庶民の悲しいサガです…。
 
 ちなみにこのロンドン塔の入場料は大人1人10.50£(ポンド)でした。当時のレートでは1£≒196円だったから…。高くない?

 ついでに、イギリスの一般的なゲーセンでは、 1ゲーム=1£、つまり200円弱ってことでしょ?・・・高ッ!!
イギリスでは1£のコインが日本の100円玉のように日常生活でよく使われるので、1コインということで気軽にゲームにハマっていると破産します。 お気をつけて。

 ロンドン塔内に展示されていた椅子です。 なんでこんなの撮ったのか自分でも分かりません。
 たぶんその時はこの椅子がとてもゴージャスに見えたからなんじゃないかな?
 あの背もたれの金ピカのところなんかが。でも写真で見ると、あんま大したことないですね。(^ ^;

 続いて世界的に有名な保険取引所ロイズのビルを見学。 ロイズといえば、浦澤直樹の「マスターキートン」というマンガの主人公が働いていた会社で有名かな? この建物は観光ルートから少し外れたビジネス街にあり、近くに他の観光名所らしいものもないので、あまり観光客は来ません。

 また、建物がSF的ということでガイドブックにも載っていますが、実際に見ると大したことはありません。 あまり目立たないので、気をつけて探さないと通り過ぎてしまうほどです。

 さらに、このビルは夜になるとライトアップされるらしく、ガイドブックでもその様子 を写真で紹介しているものがありますが、 フツー観光客が夜中にビジネス街まで来ないですからねぇ。 それに観光ルートから少し歩くのでビミョーに疲れるし…。 ロイズという会社に興味ない人にはココはオススメできません。

 これはセントポール大聖堂から見たロンドン市内の様子です。中央を流れるのはテムズ川です。

 セントポール大聖堂はロンドン市内にある巨大なドームを持つ教会です。立派な建物で私もすぐに写真を撮ったのですが、ネガの扱いに失敗して現像できなくなってしまったのがとても残念です。 セントポールといえば、どこかの有名私立大学の別名もコレでしたなぁ。 ちなみにこの空。

 けっこう雲がかかっていますが、これがスコールみたいなどしゃぶりのすぐ後の様子です。セントポール大聖堂へ向かう途中、私も運悪くどしゃぶりに見舞われてしまい大変でした。 ほんとスコールと呼ぶにふさわしいぐらいのどしゃぶりなんです。

 それもいきなり降り出して、30分もたたないで止んでしまいました。 ロンドンでは夏場、こういう一時的な雨が良く降るらしいです。 だから折り畳み傘は必需品です。 まあ傘を差したところで、雨がコンクリートではねて結局足はかなりぬれますが。 雨にぬれても大丈夫なんて甘いことを考えてはいけません。

 雨宿りの最中、傘を差さずに雨の中を走っていくサラリーマン風の人を見かけましたが 悲惨でした。

 イギリス王室の宮殿として有名なバッキンガム宮殿と、そのゲート前広場です。
 広場は円形で、その中心に大きな大理石像がたっていて、ちょうどロータリーのようになっています。そして宮殿から見て、左右と正面に道が伸びています。それから、宮殿の屋上にはためいている旗が王旗のときは女王陛下は在宅中、国旗なら不在なんだそうです。

 ちなみに、写真が左に寄ってるのは撮影ミスではないですよ。
 手前の花壇(庭?)が綺麗だったので、一緒に写したくて…。

 (バッキンガム宮殿について by 裏辺所長)
 これはロンドンのビクトリア駅とグリーン・パークの間にあります。
 元々、1702年〜05年にかけて、バッキンガム公の邸宅として建築されたもので、1762年国王のジョージ3世が2万8000ポンドで買収し別荘に。さらに1825〜37年にかけて、ジョージ4世の命でジョン・ナッシュによって大々的に建築。さらに1837年にビクトリア女王が即位すると常居宮殿とされ、バッキンガム宮殿と呼ばれるようになります。

 バッキンガム宮殿での衛兵交代の行進の様子です。
 AM11:30から宮殿内のゲート前で交代の儀式を行うために、交代の衛兵さんがこうやって演奏しながら行進してバッキンガム宮殿までやってきます。この写真は、宮殿内に入ろうとしているところをゲート近くで撮ったものです。

 実はこの行進には2種類あります。宮殿から見て、右側からやってくる行進と正面からやってくる行進です。2つの行進がほぼ同時刻にバッキンガム宮殿にやってくるんです。まず右側から行進がやってきす。近くにあるウエリントン兵舎からやってきた衛兵さんだそうです。そのすぐ後に正面からやってくる行進は、セント・ジェイムズ宮殿からやってくるのだそうです。

 ここで注意してほしいのは、見学するポジションです!
 交代の儀式を見たいなら、ゲート近くの柵沿いを陣取っておくのがいいでしょう。柵越しに宮殿内の様子が見られます。しかし、そこからでは宮殿にやってくる行進の様子が見物客の頭に隠れてよく見えません。行進を見たいなら、柵の近くは諦めてゲート前のロータリー沿いを確保しておくべきです。それも、ゲートから見て右側です!

 なぜなら、右から来る行進と正面から来る行進の両方を間近で見ることができるからです!
 もちろん、交代式と行進のどちらを見るにせよ、早めに場所を取っておくのは鉄則です!写真を見てもらえば分かるとおり、見物客がいっぱい来ます。旅行の疲労が溜まって朝起きるのがつらいかもしれませんが、頑張って早起きして行きましょう。

 あと衛兵交代の行進は、4月〜7月は基本的に毎日。
 それ以外の月は隔日でやってるそうですが、雨天中止です。お天気は要チェック!

 写真には馬に乗った黒服の人も写っていますが、この人は警官です。見物客の整理や警備をやってます。そして問題はあの馬!付近の道路にフツーに糞が落ちてます。地図やガイドブックにばかり気を取られていると、踏みます。ちなみに私も少し踏みま した・・・。

 これはもう有名ですよね。泣く子も黙る(?)、ビッグ・べンです。
 まあ正確に言えば、この建物自体はクロック・タワーという名前であって、ビッグ・ベンとはこのクロック・タワーの中にある巨大な鐘の愛称のことですけどね。

 この近くには気軽に入れる飲食店がありません。そこで私は近くに出ていた出店でホットドッグを買ったのですが・・・、お店のおじさんごめんなさい、メッチャまずかったです!(>_<) あまりにまずくてビックリしました。普通のホットドッグなのに・・・。あれがイギリス人好みの味付けなのか、それともただ食材が悪くなってただけなのか。

 もしビッグ・ベン付近でホットドッグを売ってる出店を見かけたら、みなさんもチャレンジしてみては?

 イギリスの国会議事堂です。テムズ川の対岸から撮りました。
 手前に見える橋はウェストミンスター・ブリッジといいます。このテムズ川の対岸が国会議事堂を撮影するにはベストポジションなんですが、一般的な観光ルートはこのウェストミンスター・ブリッジの手前で右折なり左折なりしてしまって対岸まで渡らないので、観光ルートばかり気を使っているとベストポジションを逃しちゃうかも!

 まあ、テムズ川は川幅が広くて橋を渡るのもちょっと疲れるんですけどね。
 写真に力を入れたい方は、ぜひ観光ルートを少し外れてテムズ川の対岸まで来てみて下さい。

 こちらはナショナル・ギャラリーで、イギリスが誇る絵画がいっぱい展示されてます。
 私はあまり絵画に詳しくないのですが、それでも名画だと思える絵がたくさん展示されていて結構圧倒されました。ただ、なにせ本当に多くの絵画が展示されているので、1つ1つじっくり鑑賞しようとするとけっこうな時間と体力を必要とします。

 そして、こんな私も驚いたことが1つ・・・。なんと館内は入場無料!

 これはウェストミンスター寺院です。国会議事堂のすぐ裏隣にあります。
 私はこの寺院がどんな役割を担っているのか分からず、ただ建物が立派だったんでなんとなく写真を撮ったのですが、結構スゴい寺院らしいですね。1066年にウィリアム1世(征服王、ノルマン王朝を開く)がこの寺院で戴冠して以来、歴代のほとんどの君主がここで戴冠式を行い、ここに埋葬されているそうです。また、その他の有名人の墓や記念碑もあるそうです。例えばニュートンさんとか、シェイクスピアさんとか。あと、ダイアナ元皇太子妃の葬儀もここで行われたそうです。

(補足:by裏辺所長)
 もともとロマネスク様式の教会がたっていた場所に、1050年からエドワード懺悔王が建設を始めた教会が、今のウェストミンスター寺院の起源で、さらに1245年から開始された改築工事で、今日のような盛期ゴシック様式に変更され、以後19世紀まで色々と手が加えられています。

 おまけでかつて私がホームステイをした町、エクセター。
 ロンドンから南西へ250キロぐらい行ったところにあるちょっとした港町です。 私は真夏の2週間を過ごしましたが、一滴も雨が降りませんした。そのため多少暑くてもジメジメせず過ごしやすかったです。 なぜか猫が多い町でした。

 写真の場所は、外国人のための英語学校で、 エクセターにホームステイしている様々な国の少年・少女たちが一緒になって英語を学んでいます。私が行った時には、スペイン人・イタリア人・フランス人・韓国人がいました。面白かったのは、この学校で我々日本人がよく一緒に活動したのは、 韓国人だったということです。別に意識していなかったのですが、やっぱ東洋人は東洋人同士の方が比較的相性がいいって事なのでしょうか?

 また、ここで出会ったスペイン人のほとんどはあまり風呂に入らないせか、体臭がやけに臭かったという印象が強く残っています。この町で私はたくさんのトラウマを作りました。 この町の事は一生忘れることが出来ないでしょう。