29.オペラ座&シャルル・ド・ゴール空港

(前回はここをクリック)
 さて、ギリギリ空港にいくまでの時間がありそうだったので、鉄道乗換えの時間を利用してオペラ座を撮影。昨日は夜景を撮影しましたが、昼間の姿は今回が初。昼間見ても豪華な建物です。

 オペラ座の前の通り。建物の高さ、建築様式が整っており、整然とした姿です。フランス旅行で何かと日本の良さを逆に感じましたが、この都市計画に関してはフランスを大いに見習いたいところ。凸凹な雑居ビル、品の無い広告のオンパレードの日本は、非常に残念な限りです。まあ、日本中の町並みがこんな感じに整然と並んでいるのも、息苦しそうですが・・・。

 ギャラリー・ラファイエット。何とか中を見たかったのですが、今日もお休み。しかも窓ガラスが割られている始末。

 ホテルに預けておいた荷物を回収し(ホテルの皆さん、預かっていただいて有難うございました)、パリ北駅へ。地下ホームから発着するRERに乗るのですが、せっかくなので地上ホームで撮り収め。


 TGV、タリス共に面白い組み合わせで撮影できました。

 タリスは2タイプの車両が連結。混用できる構造だったんですね。

 2階から駅舎全景を1枚。さあ、短い間に何度も見た、このパリ北駅ともお別れ。

 地下ホームを出た列車は、間もなく地上区間に入ります。貨物列車の車両基地があるようで、様々なディーゼル機関車などが留置されていました。


 そしてあっという間に、シャルル・ド・ゴール空港駅に到着。公共交通でのアクセスは非常に便利です。


 駅のデザインは空間を上手く利用したなかなかのデザイン。光を上手く取り入れています。

 そして、ここでついに秩父路号所員とお別れ。「今度、是非イギリスに来てください」と言われ、「ええ、行きますよ」と返答し、本当に行ってしまう所長に、有り難くも冬休みの殆どを捧げて下さいました。秩父路号所員なくして、特にイギリス旅行は不可能。こんなに本場の英語で苦労するとは思わず、逆にいい経験となりました。

 秩父路号所員、このあともリヨン駅などで撮り鉄を堪能され、ロンドンに帰国されたとか。

 さて、入国審査を済ませて飛行機でも撮影・・・と思いきや、我々がいるターミナルはド逆光でして、非常に撮影がしづらい。結局、エミレーツ航空のエアバスA380の後姿だけ撮影して、飛行機の撮影は終了しました。・・・残念。

 しかし、ターミナル内部のデザインは一見の価値あり。フランスでありながら、まるで日本的に木のぬくもりを感じさせる、半円アーチの美しいデザインとなっています。

 さあ、飛行機に乗り込みいよいよ成田空港へ帰国。12ギガも用意したSDカードも残り数枚という状況。
 こちらは1食目の機内食です。空港の中で色々食べていたので、それほどお腹は空いていなかったり。

 相変わらず外の景色を撮影できるような状況ではないのですが、ロシア東部、ハバロフスク付近の上空から1枚。

 そして、随分とボリューム感にかける2食目の機内食を食べると、いよいよ成田空港に到着。味野さん、お疲れ様でした。
 日付は1月3日。翌日から仕事ですので、2人ともさっさと自宅に戻ります。

 初のヨーロッパ、いくら映像で見ても現地に行かないと知らないことばかりで、また雰囲気も日本、そしてアジアとも全く異なります。年末年始で、しかもイギリスとフランスという欲張りコースにしたために、お金もかかりましたが、十分にいい経験が出来ました。その後、東日本大震災後に節電で電気が大分消えた日本ですが、イギリスとフランスにいたために、日本がいかに明るすぎる光の下で過ごしてきたかも実感できています(逆にパリは地下通路などが暗すぎで、アレは危ない)。

 是非皆さんも、素敵な海外旅行をしてください♪