秩父路号のモルドバ旅行’17(3)軍事博物館


続いて屋内展示へ。




























ソ連時代の弾圧の歴史が重点的に扱われていました。ソ連の思想に歯向かうものはシベリアの収容所送り。過酷な条件下で何十万人も死んだ。今ではネタで「シベリア送りだw」とか軽々しく言ってしまいますが事実を忘れてはなりませんね(自戒の意。


独ソ不可侵条約によってベッサラビア地方(現モルドバ)がソ連に強制編入させられた時の図。「ベッサラビアのソ連の恐怖」とでかでかと書いていることからもソ連時代はモルドバの暗黒時代だったような印象を受けます。





















特にソ連時代のモルドバの中でも黒歴史なのが「南作戦(Operation South)」。1949年にソ連に対する反乱因子として見られたモルダビア・ソビエト社会主義共和国内の家族が大勢、強制収容所送りとなり、その中に1万人以上の子供たちもいたようです。









博物館巡りを終えてキシナウ駅に戻って最後の駅撮り。17:39発Bender行き804列車を担当するД1M。


そして17:58発Ungheni行き831列車を担当するД1の入線を撮影。

○帰国


キシナウ駅での撮り鉄も終え、後は空港に移動するのみ。トロリーバスで移動したが空港までトロリ線引いてあったっけ・・・と思ったら郊外はポールを下ろして普通に自走するんですね。

空港に到着。

キシナウ空港では最後のモルドバ飯。左はトウモロコシ粉を使ったママリガに豚肉のにんにく焼きを挟んだもので、右側はジャガイモを具に小麦粉を伸ばしてぐるぐる巻きにしたインヴェルティータという料理。東欧らしくチーズとサワークリームも。どれも絶品でした。

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