モルドバの鉄道車両と風景



旧ソ連製のД1(Revaca駅にて)。独特な形状と時代に取り残された感溢れる雰囲気がたまりませぬ。(撮影:秩父路号 以下同じ)

キシナウ中央駅へ。









そういえばキシナウ駅近くの留置線に放置してあったのですが、Д1って制御車の後ろ側が切妻型の簡易運転台になっているタイプのやつもあるようです。



キシナウ駅に朝9時半頃にはルーマニアのブカレストからの106番列車が到着。ЧМЭЗ型機関車に牽引され、青いCFM客車が到着。モルドバの軌間は1520mm、ルーマニアは1435mmなので国境ではクレーンで客車を持ち上げ台車を履き替えます。

キシナウ駅の北側にはЭR型蒸気機関車が展示。第二次世界大戦中に働いた鉄道職員を称えたものらしい。その上の跨線橋にはモダンな気動車が描かれているのだがこれはいつかCFMが導入する予定なのだろうか・・・?

キシナウ駅を後にして、今度はタクシーをつかまえて事前に教えていただいた沿線スポットで撮り鉄。ウンゲニ08:32~キシナウ11:15の828番列車を撮影。こちらはД1を改造・更新したД1M型が担当。

右の車両を近代化改造したら左の車両になる、と言ったら何人が信じてくれるでしょうね・・・。(※写真は別の日に撮影したもの)


そして北行は朝のサンクト・ペテルブルグ着の客車の折り返しのモスクワ行き47番列車。担当機関車も今朝と同じ1225号機。機関区に転車台がちゃんとあるのだろうか?縦に大きく特にローアングルからは迫力大。


キシナウ駅周辺は線路内侵入に関してはものすごく寛容でした。というか普通に地元民の近道として使用されており頻繁に人が行き交っており、おかげでヤードにいた車両や貨車なども撮影できました。

キシナウ駅。17:39発Bender行き804列車を担当するД1M。


そして17:58発Ungheni行き831列車を担当するД1の入線を撮影。

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