17.ケルン大聖堂の夜景


 ケルン中央駅へ戻ってくると、なんとオランダ鉄道所有のICE3が停車していました。これに乗ってアムステルダムに戻る・・・わけではなく、予定よりも早く戻ってきたため、指定の時間まで時間がありました。

 ならば行こうではありませんか、ケルン大聖堂アゲイン。
 やっぱり工事している部分が気になりますが、迫力が半端ないです。

 中に入れるかな・・・?と、向かったところ、何と入ることができました。
 日中は人!人!そして人!の状態でしたが、夜はあまりおらず、じっくりと堪能できます。ちなみに、実際にはこんなに明るくないです。一眼レフの性能のおかげであって、もっと暗い感じです。それはそれで、荘厳な雰囲気が漂っていましたが。

 列車の時間までまだ余裕があったので、椅子に座って、じっくりと見学。カメラのホワイトバランスを色々といじって遊んでみました。こういう機能を使いこなせば、もっと幻想的な写真が撮れるのでしょうね。

 ケルン大聖堂の奥で1枚。

 日中はとても見学できなかった部分も、じっくりと見られます。

 これまた細かい・・・。

 迷惑にならない範囲で、ちょくちょく撮影します。
 昼間だけだと慌しさの中で観光を終えてしまったので、ひっそりとした夜に改めて訪問して、ケルン大聖堂がより印象深いものになりました。一つだけ心残りがあるのは、川向うから望遠で撮影するべきだった、ということですが、まあ、いつか再訪する機会もあるような、無いような・・・。

 さて、ケルン中央駅のエキナカでドイツらしく、ウインナーなど肉類を買い込みICEに乗車。今度のICE3は、先頭にドイツ鉄道のロゴではなく、小さくオランダ鉄道のロゴとHighspeedの文字がレタリングされています。

 こちらがロゴマーク。

 この日は歩き回らなかった一方、列車は長時間乗車の長旅。すっかり夜も更けましたが、アムステルダム中央駅に到着しました。それでは宿へ・・・と思いきや、オランダ鉄道DD-IRM型電車が、ベアトリクス前女王と2013年4月30日に即位したウィレム=アレクサンダー国王を記念した、オレンジ色のラッピング列車となっていました。

 相当なレア車なので、まさに所長マジック。最後まで気が抜けません。


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