2.スィグルダ古城めぐり(2016/07/14)
○スィグルダ古城めぐり
ラトビア旅行2日目。この日は首都リガから列車で1時間半くらいのところにあるスィグルダという地域に行きます。まずはなかなか珍しい?ラトビア国鉄の写真。スィグルダまでは本数はあるほうですが、それでも当時2時間に1本。
駅からはちょうどよい時間にバスがあり、10分ほどでトゥライダで下車。トゥライダ城を見学します。
13世紀くらいのお城だそうです。
赤レンガが美しいですね。
トゥライダとは「神の庭」という意味だそうで、塔の上からは素晴らしい景観が広がります。
ここからは駅まで歩きながら観光。非常に整備された遊歩道ですが歩いている人は皆無^^;
グートゥマニャの洞穴と言われる場所。
別アングルにて。何やらたくさんの落書きが見えます。非常に高い位置にもありますが、近くのガウヤ川が氾濫の度に侵食され、地面が下がったのではないかと推測。
日本でも名前と年月を書いて「参上!」なんてのは見かけますが、これは1800年代だから次元が違う^^; 落書きも200年経てば文化財!? もっと古いのもあるらしい。なお、今は保護区に指定されており、岩石を削って何か書くことは禁止されています。
洞窟のある場所は川の近くですが、そこから高台に急登。先ほどのトゥライダ城が見えます。緑に囲まれており、この一帯はラトビアのスイスとも呼ばれているようです。
1312年に建てられたクリムルダ城址。現在は廃墟となっています。
周辺の風景
高台から、バルト三国唯一と噂されるロープウェーで一気に下山。
このように起伏の大きい土地なので、スィグルダの名産品は杖なんだとか。それがいっぱい刺さっている公園もあります^^;
福音ルーテル教会。
スィグルダ城(新城) 19世紀に建てられたもので現在は県庁舎のようです。
少し行くと、旧城跡に行くことができます。
旧城は1207年に要塞陣地として建てられたもので、のちに修道院として改築。
ドラゴンクエストに出てきそうな感じ^^;
というわけでスィグルダの古城めぐりは終了。首都リガに戻ります。
途中に日本で言うタキと思われる貨車がありましたが、番号が何と8桁表記。それだけ大量にあるんでしょうか? さすが旧ソ連。