1.成田空港〜香港上陸

 TBS系列で放送されている「世界ふしぎ発見」で、マカオ特集を見た裏辺所長。それまでマカオと言えば、カジノが多いというイメージしかなかったのですが、ポルトガルの植民地としてヨーロッパ的な町並みや教会が形成され、今も数多く残る文化財群が2005年に世界遺産に登録されたことを学習。
 「これは行くしかないでしょう!」
 ということで、大学時代からの友人である味野源次氏を、書店にて「マカオは面白いぞ〜」とガイドブックを見せて洗脳。気がつけば旅行代理店で飛行機とホテルの手配を済まさせ、2009年12月4日(金)〜6日(日)の2泊3日の日程で、香港経由で行くことにしたのでした。

 ただし、丸々3日間遊びまくると体力がもたないよね、ということで4日に関しては午後6時20分の飛行機を予約。そんなわけで、現地に滞在できるのは実質的に1日半程度。さてさて、そんなハードスケジュールで香港とマカオを堪能できるのでしょうか? 

 ・・・結論から言うと出来ましたので、時間がなかなか確保できない方にも、参考になる旅行記をお届けできると思います。で、「丸々3日間遊びまくると体力がもたない」とか言っておきながら、家でじっとしていられるわけも無く、上写真のように電車の写真を撮って午前中は時間を使っていたりして・・・。

成田空港
今回はキャセイパシフィック航空で向かうため、第2ターミナルビルに行きます。

第2ターミナルサテライト連絡シャトル
 フライトまで時間はたっぷりあったので、何か時間をつぶさなければ・・・。と、思いついて乗車したのが第2ターミナルサテライト連絡シャトル。第2ターミナルビルにおける飛行機の離発着は、本館と、その先にあるサテライトの2つに分かれているのですが、両建物を結ぶ列車がコレ。新交通システムのようなもので、乗車時間は一瞬。これにて全線完乗!と喜んだり・・・。

旅のお供
 キャセイパシフィシック航空CX505便。成田空港を18時20分に出ると、現地に日本時間で23時35分に到着します。香港と日本の時差は1時間なので、現地時間では22時35分なり。

機内食
 誰かさんと違って、もちろんエコノミークラス。それでも海外に行く飛行機の楽しみである機内食は出てきますので、美味しくいただきました。醤油味の強い鶏のから揚げがメインです。味は悪くありませんが、本当はもう一品欲しいところ。

香港国際空港
 現在の香港国際空港は、1998年に香港中心部に近い九龍半島から、大きく西へ移転して開業したもの。広い空港ですので、我々の乗った飛行機が入国審査場に向かうには、新交通システムに乗車しなければなりません。

 さて、この日はホテルで寝るのみ。翌日の行動に備えます。