さて、上写真は聖ミカエル教会の正面から見た風景ですが、ここから坂を下りていくと
聖ラザロ地区に至ります。この地区は、聖ラザロ教会を中心に広がるポルトガル風の街並みで、おそらく世界遺産登録を機に綺麗に整備されたのでしょうけど、本当に美しい雰囲気で、規模はそれほどでもありませんが、個人的にマカオの街並みに中で最も感動したエリアでした。
その中心的存在の聖ラザロ教会は1569年にハンセン病患者の病院付属の礼拝堂として、初代司教ドン・ベルキオール・カルネイロによって建立。聖アントニオ教会、聖ローレンス教会と並ぶマカオ最古の教会で、現在の建物は1886年に建てられ、1967年にバロック様式に改修されたものです。