(1)慶州:入国〜仏国寺エリア


○解説

 こんばんは。ネオンでございます。
 今回ネオンは、韓国の慶州を旅してまいりましたので、その様子をお伝えします。

 ちなみに、自身これが人生初の海外旅行であります。(それなのに、1人旅で、しかも言葉が全くわからない韓国が行き先という何とも無謀なことをやっております^^;)慶州は、新羅王朝の首都があった歴史の街です。現地1泊2日の短い旅ですが、お楽しみください。

○入国・両替

 韓国に入国する方法は、成田や関空から飛行機などいろいろありますが、今回ネオンが選択したのは、船での入国です。
 「飛行機を使わない海外旅行」が現実的な日程で行えるのも韓国の大きな特徴です。
 しかも、時差がありません。
 関西・下関・博多・対馬から釜山へフェリー航路がありますが、行きは下関→釜山の夜行フェリー「関釜フェリー」(所要約14時間)、帰りは釜山→博多の高速船「ビートル」(所要約3時間)を選択しました。

2007/1/29(月)
 前夜に下関を出たフェリーは、8時半(月曜のみ8時)に釜山港に到着。入国審査・両替を済ませ、慶州へ向けて出発します。飛行機やビートルよりも早い時間に釜山入りできるので1日をめいっぱい使えます。

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○慶州への道のり

 まずは、釜山港から徒歩5分にある地下鉄1号線「中央洞」(112)駅から終点の「老圃洞(ノポドン)」(134)駅まで移動します。駅構内は日本語案内もあるし、駅ナンバリングがあるのでハングルが読めなくても大丈夫。

 そして、終点の老圃洞駅に、釜山総合バスターミナルがあり、そこから高速バスで1時間10分で慶州につきます。
 ネオンが乗車したのはたまたま優等バスでしたが、一般バスもあわせると10〜30分間隔で次々と来るので便利です。バスターミナルからは地下鉄の車庫も見えるので、さっそく1枚(笑)。


 11時頃、慶州バスターミナルに到着。ここから観光が始まります。
 バスを降りたところで、日本語堪能な模範タクシーの運転手が待ち構えており、7万ウォンで主要地点を案内してくれるということなので、初めての海外旅行だし利用することにします。
 ちなみに、韓国のタクシーは車体の色でランクが分かれており、白が一般・黒が模範です。
 模範タクシーのほうが相当高いですが、相乗りや最悪ぼったくりの心配がありません。
 タクシーはまず、郊外の仏国寺エリアの世界遺産に向けて出発します。
 
 ※なお、タクシーを使わない場合は慶州バスターミナルから10番・11番のバスに乗り、約40分で仏国寺に到着します。石窟庵へはそこからさらに1時間に1本のバスに乗り継ぎます。

○仏国寺エリア〜石窟庵・仏国寺および郊外の観光スポット


石窟庵(ソッグラム)入り口
 世界文化遺産の1つ。751年に金大城が前世の父母の冥福を祈るために建造したといわれています。  市内からはタクシーで30分ほど離れた山の中腹にあり、この門からはさらに山道を800m歩く必要があります。

本殿
 歩いた先にある非常に綺麗な建物。
本殿(2)
 この中に石仏が安置されているが、残念ながら内部は撮影禁止。
仏国寺(ブルグクサ)-解脱橋
 市内方向に10分ほど戻り、仏国寺に到着です。
 前述した金大城が現世の父母のために創建したといわれている慶州を代表する仏教建築。正門から本殿に向かう途中の橋ですが池が結氷してますね^^;
 ここには、ボランティアの日本語ガイドさんが何人かおり、説明を受けることが出来ます。
仏国寺-伽藍の正面階段と紫霞門
 こちらが正面階段と門。階段の傾斜は黄金比になっているようで。なお、階段は踊り場で2つに分けられ、上側を白雲橋、下側を青雲橋と呼ぶそうです。
釈迦塔・大雄殿・多宝塔
 これらも新羅時代からある、釈迦如来にまつわる石塔。大雄殿には仏像が安置されているがそちらも撮影禁止です。
 ちなみに、右側の多宝塔は韓国の10ウォン硬貨の図柄になっています。
正面階段・紫霞門別アングル
 反対側からも撮影します。
普門(ボーモン)湖
 市街地北東部に広がる慶州の一大リゾート地。今回は車窓見学です。
芬皇寺(ブンファンサ)
 634年に創建された新羅時代の寺で、元暁大師が民衆中心の仏教哲学を集大成した場所として知られています。
芬皇寺-石井戸
 新羅時代から千年を超えて使用され続けている井戸。竜の伝説もあるらしいです。

 タクシーは市内エリアに戻ってきました。2ページ目に続く・・・。


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