ネオンの韓国旅行’16(3)ソウルの宣陵・靖陵と宗廟、東大門
この日はソウル市内の世界遺産めぐりが目的ですが、まずは宿から地下鉄3号線と9号線を乗り継ぎ、宣靖陵(ソンジョンヌン)駅で下車。ここには1392年から約500年続いた、朝鮮王朝(李氏朝鮮)時代の王族の墓「朝鮮王陵」(世界遺産)のうち、第9代国王の成宗とその継妃(後妻)である貞顕王后の墓「宣陵」(ソルルン)と、成宗の息子で第11代国王の中宗の墓「靖陵」があります。
まずは宣陵。真ん中の一段高い道は神様の通路ですので、歩いてはいけません。
こちらは成宗のお墓。日本でいう古墳のような感じ。
こちらは貞顕王妃の墓。これは近くまで上がって撮影可能になっています。
最後に中宗の墓である靖陵(ジョンヌン)。2009年に世界遺産となった「朝鮮王陵」はソウルを中心に各地に40基が分散しており、韓国の古墳を主目的に観光される方(いるのか?)は 慶州に行ったほうがいいと思います。
次の世界遺産に行く前に少し撮り鉄。 といっても、韓国では鉄道の撮影は大っぴらには 許されていないと思われますが・・・。清凉里にて。
わざわざこの駅に来た目的は、368000系ITX-青春号を撮ること。 (形式の数字がでかい・・・) 非常に格好いい配色でございます。龍も描かれておりますし。 ホーム柵があるので撮りづらいですが、安全の為なので致し方なし。
さらにこの特徴は、韓国では非常に珍しいダブルデッカー車つき。 これは面白いですね! 清凉里駅から再開。
この駅前のホテルがすごいデザインなので思わず撮影。 斬新ですね。
続いて、宗廟(チョンミョ)にやってきました。こちらも世界遺産に登録されています。朝鮮王朝(李氏朝鮮)の歴代国王および王妃の位牌を祀ってある場所。
ここは土曜日以外は、ガイドツアーに参加しないと入れません。 日本語もあります。今回の参加者は私含めて3名。 冬ソナブームの時は100名くらいいたらしいので ブームが落ち着いたというか、むしろいろんな問題で 日韓関係が冷え込んでいる証拠になるのか?
正殿
横から柱の列を望遠で撮るというのが推奨されているようで。
いよいよソウル観光も大詰め。 東へ向かって歩き、広蔵市場の中を通ります。
中には屋台も。 日本語でも何を売っているか書いてある店がありますが これは和訳したら大変やばい感じのする食糧に なってしました・・・。
東大門(興仁之門)は朝鮮王朝(李氏朝鮮)時代の城壁の門の1つで 現在のものは19世紀に再建されたもの。 世界遺産ではありませんが、貴重な文化財の扱いでございます。
城壁を絡めて高い所から撮影可能。
その南は、東大門歴史文化公園があります。 以前は野球やサッカーの競技場だったので ナイター設備が遺されています。
歴史文化公園という名前だけあって、発掘調査した 遺構が残っていますが、それにしてもこの建物 よくこんな複雑な形にしたものであります。
過去の遺構だけでなく、現代アートも。 ずいぶんアレがでかい人間だなー。と思ってよく見たら 何と上半身がぱっくり2つに割れているというもの。
他にもこんなのとか・・・
瓶がなっている木とか。その横の人間はさらに割れている。 いやー、こういうことを考え、作ってしまうのはすごいですが この手の芸術は素人の私には理解が難しいです^^;
これですべての撮影が終了。最後に空港に向かう前に ソウル駅に居たKTXを撮影。
こちらはITX。こんな格好いいデザインの 車両があったとは知りませんでした。
日が暮れた頃大韓航空で中部国際空港に帰りました。 久しぶりの訪韓でしたが、韓国は面白いですね! まだソウルの世界遺産は残っていますし、仁川とかマイナーな軽便鉄道を見てみるなどしたら まだまだネタは尽きないと思います。