戦争記念館(ソウル)’14
○解説
1994年に旧陸軍本部跡地にオープンした戦争記念館。これまでの長い韓国の歴史で使われた数々の武器の展示、そして豊富な朝鮮戦争関連の資料や解説、さらに朝鮮戦争などで使われた戦車や戦闘機など膨大な実物展示などが特徴です。既に2006年に撮影したものを紹介していますが、今回は2014年12月に撮影したもの。若干の変化も見られますので、併せてご覧ください。
(撮影:デューク)
○戦争記念館の場所
○風景
チャムスリ級哨戒艇
第2延坪海戦(2002年6月29日に黄海延坪島付近で発生した韓国と北朝鮮の艦艇による銃撃戦)で沈没したチャムスリ級哨戒艇357号のレプリカで、301号を改修して再現したもの。
T-37C
セスナが開発した初等ジェット練習機T-37のバリエーションの1つで、主翼下に2ヶ所のハードポイントと翼端増槽を追加したのが特徴。こちらはブラジルが使用していたものを購入したものです。
O-1A(L-19)
セスナが開発した軽飛行機「セスナ170」の軍用型。
T-33A
ロッキード社が製造した初の複座ジェット練習機。
T-28A
ノースアメリカン社製のピストンエンジン式初等練習機
ノースロップ F-5A
アメリカのノースロップ社製戦闘機
M48A2C
アメリカが開発した第二次世界大戦後第1世代型主力戦車、M48パットンのバリエーション1つ。
M107 175mm自走カノン砲
アメリカで1950年代に開発された長砲身64.5口径175mmカノン砲M113を搭載した自走砲。
SU-100 (自走砲)
ソ連がT-34をベースに開発したSU-85の武装を強化した自走砲
M110 203mm自走榴弾砲
アメリカで1950年代に開発されたもので、203mm榴弾砲 (8インチ砲) 装備した自走榴弾砲
M56スコーピオン
アメリカの空挺戦車・対戦車自走砲。
M46パットン
アメリカが戦後に開発し、朝鮮戦争に実戦投入された戦車。
63式水陸両用戦車
中国の水陸両用戦車。
59式戦車
中国の中戦車で、ソ連のT-54をライセンス生産したもの。
M36ジャクソン
アメリカが第2次世界大戦中から使用した対戦車自走砲(駆逐戦車)。
M4中戦車 シャーマン(M4A3E8)
アメリカが第2次世界大戦中から使用した中戦車。展示物はバリエーションの1つ、M4A3E8(イージーエイト)。
K1戦車
韓国の第2.5および第3世代主力戦車。
カチューシャ(132mm BM-13)
ソ連が第2次世界大戦で使用した世界初の自走式多連装ロケット砲。
M115 203mm榴弾砲
アメリカが1939年に開発した榴弾砲。