3.ソウル駅旧駅舎

 このページではソウル駅の旧駅舎をご紹介。
 ソウル駅は、韓国高速鉄道(KTX)の開業で大きく変わり、戦前からの今までの駅舎は使われなくなりました。
 この旧駅舎は1925年築。設計者は東京帝国大学教授の塚本靖と、朝鮮総督府の建築家ゲオルグ・ラランデ(ドイツ人)によるもの。現在は史跡第284号に指定されて大切に新駅舎の隣で保存されています。東京駅に似ていますが・・・辰野金吾の設計じゃなかったんですね。

釜山へ向かう特急「セマウル」号。
写真撮影時はKTX開業少し前だったこともあり、まだ花形としての地位を占めていました。

写真撮影当時に運転されていた統一(トンイル)号。
一部指定席付きの各駅停車です。
お気づきの人もいるかもしれませんが、韓国の幹線系統の列車はKTXを除き、
このようにディーゼル列車か、電気機関車(ディーゼル機関車)牽引の客車で運転されています。

おまけ。2007年7月のソウル駅の様子。左手のムグンファには新型電気機関車8200形が。(所長撮影)

おまけ。2007年7月のソウル駅の様子。セマウルの新塗装化が進んでいます。