お次は悲劇の南北分断の地、板門店。
板門店については、裏辺所長による解説ではなく、全て撮影者の孟保世さんに語ってもらいました。
1枚目は、北朝鮮のケソン市を見たところです。一番前からは写真禁止で少し後ろから取ったから全景がとれなかくてが残念。北の宣伝村やところどころスローガンが書いてある看板が見えました。
ここから見える北朝鮮の国旗の鉄塔は世界一高く180m、韓国のは100m。そして、ふたつの国旗間の距離は1800m。
ちなみに、その北の宣伝村には管理人しかいません。でも、時々電気つけたり物燃やしたり、放送を流したりします。
なお、韓国側は当然人が住んでいます。ただし、元からそこにいた人だけで、彼らが外に移住することは可能ですが、外部の人間がここに移住することはダメです。また、我々観光客も「あくまでも国連軍のゲストとして」事前に申請しないとここにはいることは出来ません。
2枚目は、お馴染みの国境に建つ建物の内部。
写真に映っている兵士は、韓国兵だったと思います。そして、テーブルにあるマイクが境界線を表しています。なお、建物内ならば北朝鮮領内に入っても大丈夫。ただし、建物の外で北朝鮮領内にはいると亡命、侵入と言うことになります。
ちなみに、その2枚目の写真は北朝鮮側から撮った物です。
3枚目の写真は、青いのが韓国の管理、白いコンクリートの建物は北朝鮮が管理する建物。写真をよ〜く拡大してみると北朝鮮の兵士が立って、こっちを見ていることが解ります。
拡大した物を、4枚目の写真として掲載しておきます。