はじめに〜成田空港〜高鉄桃園駅編

 2007年3月10日〜11日の、1泊2日というありえないスケジュールで、デューク財務局長は生涯初めての海外旅行として台湾へ行ってまいりました。もちろん、今回の目的はひとつしかないわけですが。そうです。今年開通したばかりの台湾新幹線に試乗しようというただそれだけが目的であります(爆)。
 ちなみに、今回は1泊2日というほとんど国内旅行気分での海外旅行ということで、基本的に「観光」はしておりません。また、この旅行記もはじめての海外旅行での感じたこと等はいろいろ書きたいと思いますが、主に台湾新幹線について紹介したいと思います。

○成田国際空港〜桃園国際空港着陸まで

 今回は出発時間が10時ということで、2時間前に成田空港についておけばなんら問題がないと思っていました。問題は検見川浜からどうやっていくかということでしたが、乗換え等が面倒であればリムジンバス、面倒でなければJR・・・かなと思っていたのですが、金額的にJRの方が安かったのでJRで行くことにしました(実は京成で行くのが一番早いのですが、駅まで行くのが面倒なので却下しました)。
 ルートは検見川浜〜蘇我〜千葉〜成田空港第二ビル。多少面倒でも新検見川まで歩けば良かったかも・・・。で、千葉駅で珍しい塗装の車両を見てしまい、撮影したのは良かったのですが、あやうく成田空港行きの快速に乗り遅れそうになり、駆け込み乗車する羽目に。今回の旅行が何事もなく終わらないということを暗示していたかのような出来事でした・・・。
 成田空港第2ビル駅に到着したのは午前7時35分。2時間半余裕ができたのでのんびりできそうです・・・。JALのカウンターはあまり混雑もしておらず、数分で手続きは終わります。
 少し時間ができたので、展望デッキで少しだけ撮影します。
 9時になったのを確認して手荷物検査・出国審査等をうけますが、いやはや・・・人の多いこと。出国審査はなかなか進まないし。ようやく、出国審査をパスして搭乗口へ。今回は日本アジア航空のEG201便に搭乗します。ボーイング747でした。いつもは散々ANAばかり利用しているにもかかわらず、この裏切り行為・・・(笑)。

関係のないネタ・・・113系
 ちばデスティネーションキャンペーン塗装の車両がいたので撮影・・・。これを撮ったおかけで「エアポート成田」にあやうく乗り遅れそうに・・・(汗)

出発案内
 下から10列目のEG201便。台北行きが今回の搭乗便です。
ベトナム航空
 ボーイング777−200ER。
ガルーダ・インドネシア航空
 先日ジャカルタで着陸失敗して、一躍有名になってしまいました。
搭乗口
 国際線の搭乗時刻は出発の30分前です。国内線に比べるとかなり余裕を持って・・・という感じですね。
日本アジア航空201便
 今回搭乗したのが日本アジア航空で見ての通り、JALグループの航空会社で台湾線を担当しています。座席は翼のちょっと後ろ辺りでした。
飲み物とおつまみ
 離陸後、ベルト着用サインが消えた後、まず、ドリンクサービスがありました。りんごジュースとオレンジジュースがあったのは見えたのですが、その隣にミックスジュースが見えたので、それをオーダー。国内線だとこれで終わりなのですが、国際線だとおつまみもついてくるんですか〜。
機内食(昼食)
 ドリンクサービスが一通り終わってしばらくして、昼食となりました。ビーフとお魚からの選択だったのですが、ビーフはハンバーグだったので(事前に調べていたりしたので・・・)あっさりハンバーグに。ご飯はピラフでしたが、前菜のレンコンがカレーソースだったりしたので、ピラフの味はあまり残ってなかったりしますが。
 でも、おいしかったですね。
 昼食の後はひたすらインベーダーゲームにはまっていたといううわさもあったりしますが。

○入国を試みるも検疫で引っかかる!?

 台湾の玄関口となる桃園国際空港に到着したのは現地時間の12:55分。成田からほぼ4時間のフライトでした。
 機内で入国用の書類を書いて、いざ入国・・・なのですが、入国審査を受ける前に台湾の衛生局がなにやら行っていたのですが、なんと・・・ここで私だけストップをかけられてしまいます・・・。
「お客さん、ちょっといい」
 微妙になまった日本語で手招きされ、行く手を阻まれます。耳になにやら当てられ、すぐに「OK」と言われ解放されましたが、何事だったんだろう・・・という感じでした。
 で、すぐにわかったことだったのですが、どうやら、私の体温が高めであったことが原因のようです。病気持ちと疑われてしまったのでした・・・。

 さて、この足止め、、、入国審査の待ち時間になって跳ね返ってきます。いやはや・・・ものすごい列なんですけど。しかも遅々として進みません。結局、入国審査が終わったのは並び始めてから30分後のことでした。
 幸い、何も質問もされず、入国することができましたが、検疫に引っかかったので今回もやはりただでは済みそうにありません。そのせいか、税関を抜けるときも足止めされるんじゃないかと思って、ひやひやしながら通過することに。
 ちなみに、日本円から台湾ドル(元)への両替は面倒だったので、日本で行ってきてしまい、台湾では何もしませんでした。

○桃園国際空港〜高鉄桃園駅

 さて、すったもんだ(てほどのことはありませんが)の挙句、なんとか台湾へ入国。さて、さっそく台北へ行きましょう・・・といいたいところですが、そういう常識的なことはしないのが私の困ったところで、所長が台中に行くなら、私は近場の桃園だ・・・というわけで、桃園に行くことにします。が、しかし。。。桃園国際空港から桃園までは、リムジンバスが出ていません。路線バスに乗れということらしいです。マジですか〜。
 というわけで、台湾のバス事情について・・・基本的に車内アナウンスはありません。降りたいバス停の近くでブザーかまたは紐を引っ張る等するようです。また、料金も前払いや後払いがあるそうで・・・(路線によってまちまち)。正直はじめての観光客が使う交通機関ではないと思います。
 私が乗車したのは705系統のバスで、台湾高鉄(台湾新幹線)の桃園駅へ行くバスです。出国審査までアレほどたくさんいた日本人が、このバスに乗る頃には私ふくめて3人に・・・。

空港連絡バス
 路線バスとはいえ、途中の停留所はないので、安心して利用可能です。黙っていても高鉄桃園駅まで運んでくれます。所要時間は20分弱で、渋滞等はほぼないので台湾新幹線を絡めるなら、台北等に行く際にも有用ではないでしょうか。まあ、問題は新幹線の本数が少ないことですが・・・。

桃園国際空港行きの時刻表
 20分おきに出ているので利用しやすいと思います。しかも料金は20元で、先払い。80円ほどですからね。安いです。

さて。。。次回より、いよいよ台湾新幹線です。