8.帰国〜エピローグ

  お土産購入は、無難なところではKLCCにある伊勢丹が便利です。日本人を狙ってか、職場で配りやすい、名所がデザインされたチョコレートなどが食品売り場に色々置いてあります。

 すっかり夜になりましたので、最後にもう1度ツインタワーの夜景を撮っておきましょう!

縦アングルでもどうぞ。
 452メートルの高さは大迫力!
 さて、時刻はすでに現地時間の20時半。出国2時間前には空港に到着している必要がありますが、こんな時間まで街の中心部に居て大丈夫なのがこの行程のすごいところ。

 KLCCからLRTに乗り、KLセントラルへ。そこから空港連絡鉄道で30分空港には21時半頃到着。関西空港行は23時45分発なので余裕で間に合いました。
 (2010/07時点でのダイヤですので、旅行時には最新のものをご確認ください)
 時間の制約がある方にとっては、こういう夜行便は時間効率が非常に良いので要チェックです。

機内食(3)
 夜行便だから機内食は無いだろうと思っていたのですが、あるんですねぇ。
 現地時間の深夜1時頃にサンドイッチの軽食が出ました。

高度1万メートルの日の出

機内食(4)
 現地時間午前4時(日本時間午前5時)頃、朝食が登場。
 大変おいしく、これから日本で商談というビジネスマンにとってはありがたい
 内容ですが、サービスが良すぎて寝る暇がありませんな(苦笑)

関西国際空港
 日本時間午前7時15分、関西国際空港に到着。お疲れ様でした!!
 この日は1日夏休みをとっており、時間に余裕があるので、南海-近鉄-名鉄という
 民鉄乗継ルートで名古屋に帰還しましたとさ。
 最後に、旅の注意点など。一般的な注意点はガイドブックを参照していただくとして
 個人的に感じたことを・・・。

1.治安
 治安は大変良いです。もちろん全く危険が無かったわけではありませんが、
 「知らない人に声をかけられてもついていかない」という小学校で習うことを
 守っていれば大丈夫かと思います。(家に連れ込んでイカサマ賭博という手口があるらしいです)
 もちろん、電車内で寝てたらスリに狙われるでしょうし、高級なものは「ひったくり」のターゲットに
 なるでしょうから、「ここは日本で無い」という意識を持って行動することは大切です。

2.道路標識・交通事情
 急速に発展するマレーシアですので、各地で工事がおこなわれており、案内標識が不十分な
 箇所が多いようです。特にバスターミナルを利用する方はどこにあるか要注意ですし、
 KLセントラル駅からモノレール乗り換えは初めての人は解りづらいです。
 加えて、道路横断は難しく、歩行者用の信号は健康な人が渡りきれるギリギリの時間しか青信号が
 確保されていないことも多いです。
 悪徳タクシーの噂もありますが、足腰に不安がある方はタクシーのほうが賢明かと思います。

 ただし、クアラルンプールやマラッカの観光地は狭い範囲に集中しており、LRTをうまく使えば
 この旅行記のように短時間で密度の濃い観光は可能だと思います。

3.物価
 旅行記でも触れているように、街中の公共交通機関や飲食は激安です。
 ただし、ものによっては高いです。(輸入ものが高いのか?) KLCCの伊勢丹で北海道展(!)をやっておりましたが
 おにぎり150円、ラーメン1000円という日本並み(いやそれ以上?)の価格でした。
 ブランド物を安く、というのが主たる目的の方はこの国は向かないかもしれません。
 (逆にあまりに安い偽物を掴まされないようご注意)

4.トイレ・コンビニ
 最後に所長が気になる? トイレ事情。クアラルンプール・マラッカしか見ていませんが
 有料・無料半々くらいです。有料の場所は20セン(日本円で約6円)が相場か?
 気にするほどの値段ではありませんが、小銭の用意はお忘れなく。
 コンビニは、セブンイレブンがあちこちにあるので夜中の食料調達には困らないかと思いますが
 トイレの有無は不明(少なくとも日本のように解りやすい場所には無い)ので、ショッピングセンターや
 駅のものを利用するのがよさそうです。


 連載中に、1日目に掲載したエアアジアの日本就航が決定し、ますます身近になったマレーシア。
(成田か茨城か・・・と書いたのに羽田だったのは驚きましたが)
 実はマラッカの世界遺産はペナン島とあわせて登録だがそちらには行っていない。ということもあり、
 機会があれば再訪したいですね^^

 旅行記は以上になります。最後までお付き合いいただきありがとうございました。