5.アヤソフィア(2013/07/14)

○アヤソフィア

 トプカプ宮殿の博物館エリアは第2〜4庭園ですが、第1庭園は無料で散策できるエリアになっています。ここにあるアヤイリニ教会は何と4世紀のもので、532年、ビザンチン帝国(東ローマ帝国)ユスティニアヌス帝 の改築によって現在の姿になったそうです。
 オスマン時代には兵器倉庫とされたため、モスク化されずに残されました。
 これから紹介するアヤソフィアも当時の教会ですが、モスク化されてしまい、多くの聖像が塗りつぶされてしまいましたが、修復が進みキリスト教とイスラム教が融合した文化遺産となっています。

 外と第1庭園を結ぶ皇帝の門と、アフメット3世の泉亭。

 こちらがアヤソフィア。360年に建てられたが2度の消失により現在の建物は537年に再建されたもの。その後、オスマン時代に2本のミナレットがつけられモスクになりました。現在は無宗教の文化遺産として一般公開されています。
 
 実際の行程は次のボスフォラス海峡および新市街の後に中に入っていますが、観光ルートとしてはトプカプ宮殿から続いて来るほうが効率的ですので、時間を前後してここで紹介します。

 拝廊

 大ドームから中を見る。荘厳です。

 聖母子部分を拡大。9世紀頃描かれたもの。

 2階からも撮影。

 

 ということでアヤソフィアも駆け足で紹介しました。
 外で海外旅行恒例となっている「世界のポストから」をここでも実行。トルコのポストは黄色い!
 次はボスフォラス海峡を紹介します。