TGV Atlantique


シルバーメタリック地に窓周りに白い縁取りの青帯で登場し、以後TGVの標準塗装となっている。
(写真:パリ北駅/撮影:秩父路号)

●世界初の営業300km/hを実現

 パリから西に伸びる太平洋高速線開業にあわせて、1998年より製造、1989年に営業デビューした第2世代TGV。
 編成番号301〜405が該当し、TGV Sud-Estをベースとしながら、主電動機はSud-Estの直流電動機と異なり、交流同期電動機を採用。また車体幅を2.8mから2.9mに拡大し、居住性を改善したほか、中間客車を8両から10両に増やしている。

 世界で初めて300km/hで営業運転を開始したほか、1990年に当時の世界最高速度(515.3km/h)を記録したのは、このTGV-A編成を客車2両とした特別編成であった。

↑ PAGE TOP