ジョージア(グルジア)の鉄道風景’15
○解説
ジョージア(平成27年4月22日以降の呼称で、以前はグルジア)は、南コーカサス地方に位置する国家。北にロシア、南にトルコ、アルメニア、アゼルバイジャンと隣接するという位置関係です。また、旧ソ連の最高指導者だったスターリンの出身地でもありますが、1991(平成3)年に独立する一方で、南オセチアとアブハジアがロシアの強い影響によって事実上の独立状態にあります。さて、このページでは2015年8月に撮影したジョージア鉄道(グルジア国鉄)の鉄道車両や駅の風景を簡単にご紹介します。いかにも共産圏らしい色遣いやデザインの車両も残存する一方で、次第に新鋭の車両に置き換わってきております。上写真はジョージア中部に位置するハシュリ駅で撮影した列車で、2013年に導入された中国製の電車。ジョージア鉄道のプレスリリース(下記)では安全性と快適性が強調されていますが、さて実力や如何に?
http://www.railway.ge/?action=news&lang=eng&npid=263
(撮影:Mr.S/解説:裏辺金好)
○地図
○風景
まずは中国製の新車の様子から。(写真:トビリシ駅にて)
1等車の車内。
1等車の座席。コンセント付きのようです。
座席背面。
車内の雑誌。
こちらが乗車券です。書かれている言語はよく解りませんが、デザインで列車の乗車日、時間、号車、座席番号などが解るようになっています。
ハシュリ駅での降車風景。
続いてその他の鉄道車両の数々。こちらはハシュリ駅に停車中の電気機関車。いかにも旧ソ連圏らしい。
こちらはトビリシ駅に停車中の電気機関車。
ハシュリ駅に向かう途中の車窓より。
ジョージア(グルジア)の車窓から。
続いて駅舎などの様子。こちらがトビリシ駅。
列車を待つ乗客たち。
トビリシ駅にはレストランも併設。
最後にハシュリ駅の様子です。