台湾の鉄道
○解説
東海道・山陽新幹線の700系新幹線の改良型である700T型が活躍する台湾高速鉄路をはじめとする、台湾の鉄道風景です。とりあえずダイジェストで。(撮影:デューク ※特記を除く)
●車両ミニガイド
700T型商務車(グリーン車)車内
グリーン車といっているのは意訳で、ビジネスクラスというべきなんですが。ちなみに、普通車の乗客はこの車両に入ることはできません(飛行機と一緒)。日本よりもかなり徹底しています。サービス自体は日本の東海道新幹線と同じですかね。おしぼり出てくるし。シートにはパソコン用の電源がついていました。
700T型普通車の車内
3列+2列シート。
700T型の行先表示
台湾鉄路管理局TEMU1000型電車
2007年から太魯閣号(タロコごう)として活躍する車両で、日立製作所笠戸事業所で製造。JR九州の885系がベースになっている。(撮影:ネオン)
台湾鉄路管理局TEMU2000型電車
2013年から普悠瑪号(プユマごう)として活躍する車両で、日本車輌で製造。(撮影:ネオン)
台湾鉄路管理局EMU1200型電車
台湾鉄路管理局E1000型電車
動力集中方式(プッシュプル方式)の電車で、自強号で使用。
台湾鉄路管理局EMU700型電車
2007年から2008年にかけて日本車輌製造と台湾車輌で製造された一般形電車。
台湾鉄路管理局EMU800型電車
2012年から日本車輌製造と台湾車輌で製造された一般形電車。
台湾鉄路管理局EMU500型電車
1995年〜1997年に大宇重工で製造された一般形電車。
台湾鉄路管理局EMU600型電車
2001年〜2002年にロテム(現・現代ロテム)で製造された一般形電車。EMU500の後継で、インバータ制御方式がIGBT素子に変更されている。
台湾鉄路管理局DR3000型気動車
1990年に日本車輌製造で製造された自強号用の気動車。(撮影:ネオン)
台湾鉄路管理局DR3100型気動車
1998年に日本車輌製造で製造された一般形気動車。
台湾鉄路管理局E200型電気機関車
台北捷運文湖線
●平渓線の風景(撮影:ネオン)
さて、今回はこの1日乗車券で、平渓線を乗りまわり、4駅で下車します。列車は1時間に1本来ますので、ぷらっと降りるのもやりやすい。ちなみに、この1日乗車券を江ノ電に持っていくと 2016年3月まで、江ノ電の1日乗車券をくれるらしいです。
車内はこんな感じ。江ノ電同様、大混雑ですな・・・。
とりあえず瑞芳から約1時間、終点の菁桐駅まで行ってみます。
祝!平渓線完乗!
つーか、こんな撮り方、日本でやったら即お巡りさんが 飛んできそうなものですけどね・・・。竹製の何かがいっぱい吊るしてあります。 あ、列車写真はこの後もっとまともなのをいくつも撮ります。
周辺観光の起点となる瑞芳駅は、まだ 「瑞龍寺」(富山県)と「三芳」(埼玉県)を入力して 両端残して消せば入力はそう難しくありませんが、菁桐駅は漢字が非常に出しづらいので 珍しく旅行本編で駅舎も出してしまいます。が、何か日本語の物体が・・・。
拡大。何でこんなところにジャパニーズアニメが^^; 干物妹!うまるちゃん というらしいですが 帰国後検索して初めて知った・・・。10分ほどで折り返し、1駅戻って次は平渓で下車します。
平渓駅にて下車し、次の列車まで1時間ほど街を歩いてみます。
こはランタン飛ばしが有名。色によって 願い事が違い、さらに筆で具体的な内容を書いて 空に飛ばす。というものです。多数の色が使われている風船を買うと値段が上がるので願いごとの成就も、金次第? それよりもこの画像。まだ列車が発車していないのに・・・。 日本だと、線路内公衆立ち入りで列車が止まってしまいます。
もっと言うと、ランタンは火をつけて飛ばすので 危険物を鉄道施設構内に持ち込んでいることにもなります。火をつけるのに失敗してディーゼルカーのほうに飛んでったら大変なことになりそうですが・・・。ええのか?
老街。ここは前日の九分や、この後訪れる十分に比べるとそんなに混雑していないのでよいでしょう。
反対方向に行く列車。雨もあり、熱帯っぽい雰囲気に。
さらにこの周辺で・・・なかなかここまで可愛い猫も珍しい。 しかも3匹もいます^^
1時間ほどの観光で列車に乗り、次は十分で下車します。
十分駅は、山間の駅であり、いまだに腕木式信号機があったりするのですが・・・
降車する観光客はハンパない量でございます。
列車交換と混雑のため、その名の通り十分駅で10分ほど停車しますのでその間に街中へ。
いやはや、大混雑です。
列車が通過した後は、こんな状況に・・・。 営業路線、しかも1時間に1本の高頻度運転で 列車が来る路線とは思えない。
こちらが十分爆布。台湾のナイアガラと呼ばれている大きな滝です。
途中に吊り橋もあります。ちょうど平渓線の列車が来ました。構図的には画面が分割された形となり、苦しいですが、滝と列車を絡める撮影は珍しいです。日本だと、烏山線の滝駅から少し行ったところでできるかな?
●鉄道文物苗栗展示館(撮影:ネオン)
まずは苗栗駅。
徒歩5分くらいのところに鉄道文物苗栗展示館があります。要は、鉄道博物館。
といってもここは、非常にこじんまりとしたもの。かつての佐久間レールパークをさらに小型化した感じですが、大きな屋根があるので保存状態は良好。無料で見学できます。
いろんな車両が保存されています。解説できませんので、ぺたぺたと展示車両を貼っていく。
この機関車は日立製。その奥には、近鉄特急みたいな色使いの小型車がいます。
しかし、最大の収穫は復興号。これは狙って撮れるものではありません。この博物館を見学した後は、台北方向へとんぼ帰り。普通列車で30分ちょっとの街に行きます。