お茶の効能とは?
○はじめに
こんにちは。今回はお茶にスポットを当てたいと思います。お茶の産地・静岡県では、お茶がメインの飲料水と言われ、人々が長生きなことで有名です。すなわち、お茶は健康にいいと言うことが証明されているのです。そこで、今回ご紹介するのは、一体お茶にはどんな成分と効能があるのか、というところです。1.タンニン
これは、我々がお茶を飲んだときに「渋いッ」と思わせる原因になる成分です。科学的にはカテキンと言われ、今ではそちらの方が一般的な名称になった感があります。で、このタンニンは消化管に対して「吸れん作用(引き締め、縮める作用)」を持ち、腸の活動を活発にしてくれます。さらに、殺菌作用や防腐作用もあり、病原菌に対して効果があるのです。2.カフェイン
有名な成分ですね。とりすぎには注意しなければいけないのですが、大脳など中枢神経への興奮作用があり、精神活動を活発にし判断力と思考力を増加してくれます。また、ストレスの解毒作用もあります。まあ、麻薬のような・・・。ですから、お茶ぐらいはいいですけど、コーヒーなどは注意した方が身のためです。受験勉強の友。3.テアニン
アミノ酸の一種。緑化の旨みの中心となる成分です。玉露などに多く含まれていて、上品な旨み、甘みを持っています。お茶のおいしさはこれとタンニンの調和から来ます。なお、仲間としてグルタミン酸があります。4.香りの成分
香りを馬鹿にしてはいけません。彼ら(?)も仕事をしています。含有量こそ微量なれど、小脳細胞に休息と活力を与えてくれるのです。お茶のにおいをかぐと、なんかほっとするのはこのためです。○おまけ
おいしいお茶を入れるにはどうしたらいいか。温度が鍵を握っています。高級茶の場合は、低温で少ない湯量でゆっくり入れ、番茶などは高温で多量の湯を短時間で入れてしまう。これが大切なことだそうです。なお、お茶に使うお湯は必ず一度沸騰したものを使うべし。(執筆担当:裏辺金好)