新田原基地航空祭’08



 2008年12月07日に宮崎県児湯郡新富町にある航空自衛隊新田原(にゅうたばる)基地において航空祭2008が行われました。通常の基地は防空任務が主たる任務ですが、この新田原基地の所属部隊は仮想敵機を使用し空中戦闘訓練の指導をする航空総隊直轄の飛行教導隊と機種転換訓練を行う第23飛行隊、そして防空任務にあたる第301飛行隊と新田原救難隊で構成されています。

 使用機種はF−15JがメインでF−4EJ改は第301飛行隊のみ使用しており機動飛行等の空中展示もF−15Jの迫力ある飛行がメインです。ただ・・・以前好評だった南側駐車場が現在は無くなった為に撮影者には逆光の悪条件下での撮影となっています。それでも、教導隊のアグレッサーカラーのF−15JやロービジのF−15J等が所狭しと迫力ある機動飛行を演じてくれるので派手さでは最高です(エアベース・ウォッチングガイドには派手さでは日本一との評価あり)。

 築城基地の様に墜落事故の自粛が関係無いので今年も最高のパフォーマンスを観客に見せてくれました。さらに301飛行隊F−4EJ改の対地攻撃と機関砲による応戦、入間基地記念カラーのC−1輸送機による空挺団の降下披露もあり充実した航空祭でした。

 展示機には鬼太郎塗装のYS−11P(158号機)やU−125フライト・チェッカー機をはじめ様々な機種が展示されていました。08年度本土最後の航空祭を締め括る素晴しい航空祭でした。それでは、は〜るばる来たぜ、み〜やざきへ〜!(函館の女のメロディーで)。まずはブルーの前に陣取り撮影開始です。
(撮影&解説:kajibooh)

編隊飛行編 ▲機動飛行編 実演と地上展示機帰投テイク・オフ編
地上展示機編 ブルー・インパルス編  

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