2022年12月17日〜19日 京都鉄道博物館と近鉄「あをによし」乗車の旅


とある友人のとあるお祝い事のため、コロナ禍以来、久しぶりに関西へ出撃することに。途中、新幹線に乗車する小田原駅では伊豆箱根鉄道大雄山線の5000系「DAIYUZAN LINE イエロー・シャイニング・トレイン」が撮影出来ました。


久しぶりの遠征のため、ネオン所員に久しぶりに会うべく少しだけ名古屋駅で下車。キハ75系を見るのも久しぶり…。


新型車両の315系とも初対面。2021年度から投入されているもので、この時点ですでに中央本線の主力となっていました。


315系の車内。非常に明るいですね。また、扉上にフルカラー液晶ディスプレイが設置されているのは、JR東海としてはようやく・・・という感じですね。


続いて本日の目的地である京都へ。まずは梅小路京都西駅で下車すると、駅前でポケモンマンホールをゲット。


さらに同型車が伊予鉄道で活躍する縁で、道後温泉の行先表示を期間限定で実施中の京都市電2000形を撮影。それにしても、移設されて公園の隅に追いやられた感じです。車体の北側は今後、どうやってメンテナンスをするつもりでしょうか。

さて、京都鉄道博物館へ行きます。80系にも久しぶりの対面です。


新たな収蔵車両となったマイテ42.

C61 2号機は屋外展示でした。

梅小路運転区構内には、223系「森の京都QRトレイン」がいたので撮影。これは嬉しい収穫です。

50系客車の車内。


こうやって見ると、扇形車庫に圧倒的な存在感がありますね。

さて、この日のお目当てその1がキハ185系の展示。12月9日〜20日まで実施されたもので、JR四国の特急「しおかぜ」「南風」運行開始50周年を記念し、京都鉄道博物館本館1階「車両のしくみ/車両工場」エリアでJR四国のキハ185系復刻国鉄色(キハ185-17、キハ185-18)が2両並べた状態で展示されました。

お目当てその2がこちら。2022(令和4)年10月28日から2023年1月29日まで、京都鉄道博物館で展示されている500系新幹線が「500 TYPE EVA-02」仕様にラッピング。アニメ「新幹線変形ロボ シンカリオンZ」の商品、プラレール「新幹線変形ロボ シンカリオンZ シンカリオンZ 500 TYPE EVA-02」販売開始を記念したものです。

普段とは違う並びですね。

さて、私の中では格好いい新幹線といえば、先ほどの500系とこちらの100系。リニア鉄道館と異なり、こちらは館内の片隅に展示されているのが少々勿体ないです。

キハ81形。

この日は車内も公開されていたのですが、タッチの差で公開終了時刻に間に合わず、やむを得ず外から撮影しておきました。


0系新幹線は車内が開いていますね。

と、いうことで運転台を撮影。

22−1の車内は展示室になっていました。

さて、京都駅に戻ると草津線の117系がいました。

モハ116−106の車内。結果として、保存車を除けば、私にとってこれが最後の117系撮影となりました。


さて、翌日の12月18日はリン所員、ネオン所員と近鉄の京都駅で19200系「あをによし」を撮影。2022(令和4)年4月29日から運転を開始した新しい観光特急で、種車は1975(昭和50)年に製造された12200系の12256編成で、約50年前の車両なのですが、全くそうとは感じさせない雰囲気。

外観は天平時代に高貴な色とされた紫色を元に紫檀メタリックを基本に、金の差し色を配しています。また、正倉院の宝物をモチーフにした、天平文様などがデザインされ、エンブレムは「吉祥文様 花喰鳥(きっしょうもんよう はなくいどり)」を配しています。

通常の近鉄特急とは全く雰囲気が異なりますね。

この日は本来の用事が目的なので、これと言って観光はできませんでしたが、1929(昭和4)年に建築された、国の登録有形文化財の京都四條南座を撮影。

続いて、ひょん君所員、kajibooh所員と合流し円山公園へ。こちらの長楽館は、明治中期に「煙草王」といわれた村井吉兵衛の別荘として1909(明治42)年に造られたもので、設計はジェームズ・ガーディナー。

内装は芸術的な雰囲気。

「長楽館」の扁額は伊藤博文による揮毫。

さらに、以前から行ってみたかった知恩院をようやく訪問。三門は1621(元和7)年に建てられた五間三戸、高さ24mの二重門で国宝。この建築だけは何度か見ています。

境内の様子。

御影堂は、1639(寛永16)年築で国宝。徳川家光が建築させたもので、間口45メートル、奥行き35メートル 幅3メートルの外縁が立派です。

経蔵は、1621(元和7)年築で国指定重要文化財。徳川秀忠が奉納した『宋版一切経』約6千帖を安置する八角輪蔵が備えられています。

阿弥陀堂は、1910(明治43)年築。

唐門、およびその奥にある方丈は1641(寛永18)年築で国指定重要文化財。本来であれば、もっとゆっくりと参拝したかったのですが、寒い!このまま撤収し、解散となりました。



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