智頭急行



●解説

 1994(平成6)年12月に開業した関西と鳥取などの山陰地方を短絡する目的で作られた第三セクター鉄道。山陽本線の上郡駅を起点とし、佐用で姫新線と接続したのち因美線の智頭とを結んでいる。元々は国鉄智頭線として1966(昭和41)年に着工していたが、1980年に国鉄再建法により工事が凍結されていた。それを鳥取県などが主導となった第三セクター鉄道として高規格化し開業したものである。
 智頭急行の開業と同時に特急「スーパーはくと」が運行を開始し大阪と鳥取を2時間半台で結び、伊丹〜鳥取線の航空機を廃止に追い込み、並行して走っていた高速バスに大打撃を与えた。現在では「スーパーはくと」に加え、岡山と鳥取を結ぶ「スーパーいなば」が運転されている。
 なお、形式名のHOTは、Hyogo、Okayama、Tottori から。

●車両一覧

▲HOT3500形 ▲HOT7000系

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