近畿日本鉄道2680系


(写真:大阪線 長瀬駅/撮影:リン)

●基本データ・運用区間

デビュー年:1971(昭和46)年
主な運転区間:大阪線、山田線など
主な元運転区間:名古屋線

●初代ビスタカー10000系の生まれ変わり

 前年に登場した2600系をベースに開発された急行用車両で、初代ビスタカー10000系の電装品を再利用して誕生した系列。3両編成2本が製造され、近鉄の一般車両としては初めて冷房つき車両として登場した。

 トイレつきの車両で、座席は当初はクロスシートであったが1991(平成3)年にトイレ付近を除きロングシートに変更。さらに2001(平成13)年に2683Fが鮮魚列車用に改造され、塗装をマルーンレッドをベースに、前面に白帯を入れたものへ変更され、この編成のみが活躍を続けていたが、2020(令和2)年3月改正で鮮魚列車が廃止されたことにより、運用を失った。なお、後継として2410系「伊勢志摩お魚図鑑」が誕生し、一般車の最後尾に連結され、鮮魚運搬車両として使用されている。

●動画


2011年9月5日、近鉄大阪線長瀬駅にて。
(撮影機材:SONY HDR-TD10/撮影:リン)

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