黒部峡谷鉄道EDS形


(写真:黒部峡谷鉄道車両基地/撮影:投稿写真 禁転載)

●基本データ

デビュー年:1957(昭和32)年

●不要になった車体も大事に保存

 黒部川第四発電所建設のために投入された電気機関車で、日立製作所が製造を担当。当初はED13として誕生し、従来のED形よりも車長が長くなり6.9mとなったほか、丸みを帯びたのが特徴である。

 1993(平成5)年に車体をED17のものへ交換され、機器類も一部変更されたことから、EDS形と形式が変更された。不要となった車体は、富山県黒部市宇奈月町下立にある、ふるさと水環境公園に保存されている。富山地方鉄道下立口駅から徒歩5分なので、黒部峡谷鉄道に行く際には、ちょっと寄り道するのにお勧め。

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