東京メトロ17000系


(写真:東急東横線 武蔵小杉駅/撮影:裏辺金好)

●基本データ

デビュー年:2020(令和2)年 ※営業運転開始は翌年
運行区間:副都心線、有楽町線、西武有楽町線、西武池袋線、東急東横線、横浜高速鉄道みなとみらい線

●副都心線・有楽町線の主力車両

 登場から30年以上が経過する有楽町線、副都心線の6000系を置き換えるために投入された車両。10両編成×6本が日立製作所笠戸事業所で、8両編成×15本が近畿車輛で製造される。

 同時期に投入が進められる半蔵門線用の18000系とほぼ共通のデザインであるが、17000系は従来の7000系や10000系を連想させるような丸型のヘッドライトを採用し、車内も有楽町線・副都心線のラインカラーの色彩に同調させたスタイリッシュなデザインとしている。

 バリアフリー対策が進められ、全車両へフリースペースを設置したほか、ホームとの段差を縮小(1,200o→1,140o)した上で、ドア出入口下部の形状をホーム側へホーム側に約10°傾斜させてで乗降しやすくしている。さらに、先に登場した日比谷線用の13000系と同様に、ホームからフリースペースの位置が分かりやすいよう、車端部上部へ案内サインを掲示しているのが特徴。

 また、連結面、座席横の仕切り及び荷棚に透明な強化ガラスの採用、消臭・抗菌・抗ウイルス加工が施された座席表地の採用を行っている。

 システム面では、走行中の機器状態を遠隔でモニタリング可能な車両情報監視・分析システム (TIMA) の導入を行っているほか、主電動機に全密閉式永久磁石同期電動機(PMSM)、制御方式にVVVFインバータ制御(フルSiC-MOSFET素子)を採用している。

 2021(令和3)年2月21日から営業運転を開始した。なお、2020年度グッドデザイン賞(公益財団法人日本デザイン振興会主催)を受賞している。

●車内の写真など


車内はモノトーンを基調に、座席の背もたれに有楽町線・副都心線で用いられる黄色をアクセントカラーとして採用。また、袖仕切りと荷棚に透明の強化ガラスを採用することで、開放的な車内としている。
(撮影:裏辺金好)

優先席は背もたれの配色を青色としている。
(撮影:裏辺金好)

連結面の貫通引き戸も大型の強化ガラスを採用。
(撮影:裏辺金好)

車内案内表示器は2画面。13000系で採用された3画面は引き継がれなかった。
(撮影:裏辺金好)

種別・行先表示器はフルカラーLEDを採用。駅ナンバリングも表示される。
(撮影:裏辺金好)

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