439.山陽本線(広島地区)の普通電車用車両の動向
 12月18日、京都総合運転所から広島運転所に113系8両と115系2両の10両が回送されました。いずれも関西地区への223系の増備がなされたことによる余剰車と思われ、このうち113系1編成と115系は広島更新色に塗装が変更され、それぞれ広島運転所を表す「広ヒロ」、下関車両管理室を表す「広セキ」の所属表記に書き換えられていました。

 また、中間の113系湘南色の編成は京都総合運転所を表す「京キト」のままでした。113系は広島運転所の103系を、115系は下関車両管理室の115系T編成をそれぞれ置き換えるものと見られます。これに合わせて広島運転所の103系1編成が岡山電車区に転属しており、これに置き換えられる形で同所で使用されていた103系1編成が廃車回送されました。僅かながら経年の浅い車両に置き換えられたことになります。

 この113・115系転属回送を山陽本線広島駅で、103系の廃車回送を同西条駅でそれぞれ撮影しましたので、報告いたします。(解説・撮影:リン)

113系8両と115系2両の10両編成。湘南色113系を中間にはさんでいる。
広島色になって登場したクモハ114−1106。
103系初期車を中心に組成されたH12編成は廃車となりました。



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