■プロローグ
 毎年私は夏にちょっとした旅行に出かけていますが、休みの取りにくい夏に比べてゴールデンウィークは比較的休みが取りやすいことが判明し、今年はゴールデンウィークも出かけてしまえ・・・というくだらない理由で今回の旅行は決定しました。

 どんな旅行に「できるのか」旅行する本人が一番ワクワクしているわけですが、このワクワク感を少しでも皆さんにも感じてもらえればうれしいですね。

 では、行ってまいりましょう(笑)。短い間ではありますが、どうかお付き合いくださいませ。



■4月29日

夜明け・・・(笑)
今日の起床は午前4時。まるでお年寄りのような生活だなぁと言われたこともありますが、今日が特別なのです(笑)。
カーテンを開けてみるとまだ薄暗いですね。
しかし、だんだん空も明るみだしました。では、そろそろ行きますか。

検見川浜(4:59発)
9号車
モハ201−10
今回のトップバッターは、京葉線の検見川浜駅の初電です。
やってきたのは201系でした。
この時間でここまで明るくなるんですね。

新木場(5:39発)
2号車
70−068
新木場で京葉線からりんかい線に乗り換えます。
ホームには埼京線の205系が眠っていたんですが、これではなく、りんかい線の70−000系が折り返しで大崎方面の始発電車となっていました。
今年でりんかい線もはや10年。一時はどうなることかと思われましたが、最近はだいぶ盛り返してきたようですね。

天王洲アイル(5:51発?)
6号車
1042
りんかい線を天王洲アイルでおりて、東京モノレールに乗り換えるのですが、一回外に出て、だいぶ歩かないと東京モノレールの駅に着きません。これでは連絡していないのと同じなのでは・・・
で、結構急いで歩いたはずなのですが、ホームに着いたときに羽田空港方面への列車が到着。ひ〜休むまもなく・・・と言う感じです。
朝からこれはきつい・・・

羽田空港第二ターミナル
羽田空港に着きました。降りたのは羽田空港第二ターミナル。
羽田空港の出発ロビーっていつも思っていたのですが、凄い(広い)空間ですよね。
本当はすこし喫茶店でも入って休みたかったのですが・・・

手荷物検査
なんなんだ・・・この長蛇の列は!!
私は基本的に多客期には飛行機にあまり乗らないので、この列には驚きましたね。
休憩とか言ってる場合じゃないな・・・これは。そそくさと並びます。
ちなみにどの列に並んでも同じに見えますが、実は違います。(笑)

羽田空港(7:00発)
747−400
51便43G席
いやぁなんとか手荷物検査はパスしたんですが、パソコンの取り出しにえらく手間取ってしまい・・・
で・・・今回私の乗る飛行機でいわゆるジャンボジェットってやつです。いやはや、でかい。
乗って、自分の座席を調べたのですが、38,39,40,41・・・といって42の次だなとか思ったら42を飛ばして43でした。ああ・・・なるほどって気はしましたが。
ちなみに43の次は45なのです。44も飛ばします(笑)。なんだか43って孤立してますね。。。
手荷物検査が大混雑だったため、出発が15分ほど遅れることに・・・。まあ、予想通りの展開ですね。
さて、飛行中、旅行記の原稿を書こうと思って読書灯をつけようと思ったら、間違えて客室乗務員の呼び出しボタンを押してしまい・・・申し訳ございません・・・(汗)
しかし、さすがに客室乗務員の方はみんなきれいですねぇ〜

新千歳空港(9:04発)
快速「エアポート」91号
4号車12番D席
サハ721−4203
やってまいりました、新千歳空港。
新千歳空港に到着したのは10分遅れの8:40分でした。
私はすぐにJR新千歳空港駅にいきます。
裏辺所長が残念ながら、先日は行きに乗れなかったということで代わりに快速「エアポート」に乗車したいと思います。(笑)
無駄に奮発ではないのかという突っ込みもあるかと思いますが、Uシートでいきたいと思います。
いやぁ、快適ですな。

まだまだ春ではない?
飛行機に乗っているとき札幌の気温は0度というアナウンスがあって、機内でどよめきが起こりましたが、現地に着くと確かに寒い。
快速「エアポート」のなかから景色を見ていても、関東や関西で言えばまだまだ冬って感じです。

平和駅で
新札幌で快速「エアポート」から降り、後続の普通列車で平和駅に行きます。
ここではしばらく列車の撮影に興じていましたが、いずれ紹介する機会もあると思うので、とりあえず、どうしても撮りたかった一枚を紹介します。
特急「オホーツク」です。
キハ183系の0番台が使用される貴重な列車です。GWということで増結されている!!いやぁたまりませんなぁ(壊)

白石駅で
続いて白石駅に行きます。
ええ、ここでも撮影です。で、私の目的の一枚。
特急「とかち」です。
素晴らしい(笑)こちらも増結されています。いやはや。

札幌(12:20発)
特急「サロベツ」
2号車6番A席
キハ182−501
結局、北海道についてから午前中いっぱい、撮影に興じていましたが、そろそろ今日のメインに乗りましょう。
今日のメインはなんと言ってもこの列車。特急「サロベツ」です。
乗車した車両は500番台のトップナンバー!!
さすがにこの列車も増結されていました。少しでも編成が長いほうが、写真を撮っても様になるというものです。
ところで、この列車。嬉しいことに、私が乗車している車両は、全席コンセント装備。ありがたいことです。

本日のお昼ご飯
「タラバガニ弁当」
一昨年北海道に遠征した際、食べようと思って叶わなかったのがこの「タラバガニ弁当」。札幌駅で駅弁を物色していたら見つけたので買ってしまいました。
お値段は1400円。いきなり飛ばしています(爆)
値段が先行していないかという疑問もあるでしょうが、私好みの味付けだったので、良かったです。

まだまだ春ではない?その2
函館本線内での様子。
遠くの山が良い感じで白くなっています。

まだまだ春ではない?その3
宗谷本線に入りました。
いつの間にか線路脇にまで雪が・・・

まだまだ春ではない?その4
池だか川だか、はたまた水溜りだかわかりませんが、凍っています。まだ14時過ぎなんですが。しかも晴れているのですよ。

まだまだ春ではない?その5
・・・・・・(汗)
これはもはや春とはいえないのでは??いや、確かに北海道の方にとってみれば雪が薄くなっているじゃないかとおっしゃられるかもしれませんが、数センチ積もっただけで交通機関が麻痺する地域に住んでいる私には、真冬の光景です・・・。
思わず携帯電話の日付を確認してしまいました・・・(汗)


天北線ははるか彼方に・・・

音威子府を過ぎて、雪は相変わらず・・・どころか、さらに凄いことになっている気もしますが。
それはさて置き、音威子府を発車して、明らかに築堤のようなものが分岐していきました。途中にガーダー橋があったのでおそらく天北線の廃線跡かなと。
雑草どころか「木」が生い茂っていて、雑木林のようになっていました。そんなに時間が経ってしまったんですね。
写真で言うと右端のほうです。・・・ぼけ〜と眺めていて、写真を撮るのを忘れてしまいました。

利尻富士
さて・・・特急「サロベツ」に乗車して5時間が経過しました。長い旅路でしたが、もうすぐ終点につきます。
いそいそと降りる準備をしていたところで、車掌さんが利尻山の案内をしてくれました。利尻富士と呼ばれていますが、まさに富士の名に恥じない美しい山ですね。

到着
札幌から5時間半近くをかけてやってまいりました、稚内。
夜行列車を除いて5時間以上も同じ列車に乗ったのは久しぶりのことです。

稚内駅
日本最北端の駅・稚内。
昔は稚内港という名前で、現在の南稚内が稚内駅でした。
ありゃ・・・私の荷物が写っている・・・(笑)

最北端の線路
日本で最も北にある線路。
戦前はここから樺太への連絡船があったため、線路が延びていましたが、現在は稚内駅のすぐ先で終わっています。
わざわざお立ち台のようになっているのが面白いですね。
ここに立つと感慨深いです。

防波堤ドーム
そのままホテルに行ってしまうのもなんなので、ちょっと足を伸ばしてみます。
全日空ホテルの向こうになにやら柱がたくさん見えるのですが、これが防波堤ドームです。
戦前からあったものですが、老朽化が進み、昭和55年に補修されています。アーチを描いた美しい建築物で、柱の形状などがローマ時代のものに似ているため、この名になったのだとか。

防波堤ドームの中
防波堤ドームのなかはこんな感じです。・・・何もないとも言います(汗)。
しかし、ここからみると、ますますローマ時代の建築物という印象を強く受けます。

野寒布岬の方をみる
防波堤ドームの上には上がれませんが、その脇の普通の防波堤のほうは上がれます。
そこから野寒布岬の方をみてみました。夕日を受けて綺麗です。
本当は宗谷岬にいきたかったのですが、遠すぎた・・・

本日のお宿
稚内サンホテル
当初は全日空ホテルを考えていたのですが、駅から本当にすぐの距離にある稚内サンホテルにしてしまいました。
大規模なホテルではありませんが雰囲気の良いホテルです。

防波堤ドームの夜景
ホテルにチェックインして、おとなしくしておけばいいものを、今日は三脚使ってないなぁとか余計なことを考えてしまい、ふらふらとまた防波堤ドームへ。
夜の防波堤ドームを撮るぜ・・・と思ったら、肝心の上の部分は真っ黒でほとんど写らず・・・だめか。

室内の様子
ホテルの部屋はまあ最低限の広さは確保してあるなというところです。まあ、2人用の部屋なので、片方のベッドは物置になるんでしょうが。
では、今日はこの辺で。